2011年2月2日のブックマーク (6件)

  • 否定の深度について - レジデント初期研修用資料

    「いい仕事してますねぇ」の、「なんでも鑑定団」に出てくる鑑定人、中島誠之助の語りが素晴らしいと思う。いかがわしさと人当たりのよさと、矛盾が見事に同居しているようなあの話芸は、出品されたものが「贋作」であったときに、出品者を否定するときに威力を発揮しているように思える。 欠けているものと過剰なもの 鑑定を依頼された何かが「偽物」であったときには、鑑定人の人たちはたいてい、「これは物ではありません」と、冒頭に宣言する。宣言したあと、「依頼品にはこの要素が欠けています」と、物に比べて、足りないものを指摘する。やりかたとして、これは全く間違っていないけれど、鑑定を依頼した人は、「欠けている」その依頼品を嫌いになってしまう。 中島誠之助が偽物を鑑定するときには、「もしも」から入る。 「もしも物だったら」で語りをはじめて、それが素晴らしい価値を持つこと、当時人気があったこと、現存していればすごい

    SavingThrow
    SavingThrow 2011/02/02
    "「なんでも鑑定団」中島誠之助の語りが素晴らしい。いかがわしさと人当たりのよさと、矛盾が見事に同居しているような話芸は、出品されたものが「贋作」であったとき、出品者を否定するときに威力を発揮している。"
  • 不自由さが新機能の土台になる - レジデント初期研修用資料

    iPhoneiPad みたいなものに比べると、昔ながらのノートPCはいかにも不自由なデザインだけれど、その不自由さというものは、新しい機能を盛り込んでいく上で、 リスク回避の手段として役に立つ可能性がある。 自己定義が浸される ノートPCが、「持ち運べるPC」という自己定義を行ってしまうと、業界の未来は細ってしまう。 「持ち運べるPC」を突き詰めた先にはスマートホンやタブレットがあって、ノートPCが必要な人と、スマートホンで事足りる人とは、当は異なっているのだけれど、定義上、ノートPCはスマートホンの下位互換のような扱いになってしまう。機能は別物であっても、名前で負けると、パイは喰われて小さくなっていく。 「この機械はこういうものです」という自己定義は、自ら書き換えていかないと、陳腐化して、他の業界からの浸を拒めなくなってしまう。持ち運べるPCという自己定義は、軽量化とか、速さと

    SavingThrow
    SavingThrow 2011/02/02
    "ノートPCの「そういう形でしか使えない」デザインは、不自由/克服すべき何かではなく、デザインに盛り込まれた機能と考えたほうが未来が見えてくる。制約は、前提の機能を作り込むための大切な土台という解釈。"
  • 相手に刺される想像力 - レジデント初期研修用資料

    円滑な、最高には遠いかもしれないけれど、少なくとも無難ではある、「お互いに半歩だけ下がって、 丁寧語で当たり障りのない会話をする」関係というものは、人間関係の万能解なのだと思う。 こうした関係を作るために欠かせないのが「相手に刺されるかもしれない」という想像力であって、 お互いがこうした想像力を持ちながら、健全な相互不信を続けていければ、人間関係に関するトラブルは、恐らくはずいぶん減るんじゃないかと思う。 変な台がある 世の中ではしばしば、強い側に立った人が、目の前にいる「弱い人」に対して、ひどく横柄に振る舞う。 下手すると、相手のほうが年上で、体格もよかったりするのに、立場の強い側に立った人は、 「あとからこの人に殴られるかもしれない」という可能性をしばしば無視して、必要以上に横柄になる。 弱い側の人もまた、同じ人間である以上、横柄な相手をぶん殴ることは決して難しいことではないのに、

    SavingThrow
    SavingThrow 2011/02/02
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  • 無難の伝えかた - レジデント初期研修用資料

    「無難」というものは、「最高」の劣化コピーなんかではなく、来は学びの目標そのものであって、「最高」というものは、 言わばくじ引きの結果として、運がよければあとから付いてくるものなのだと思う。 無難は難しい あきらめを前提とした「最高」を、目標として教えることは簡単だけれど、誰にでもできる「無難」を教えられる人は、 実はとても少ないのではないかと思う。 それが「最高」ならば、経験した範囲でのベストケースを一つ持ってきて、入門してきた人に「俺にだってたどり着けなかった」なんて、 胸をはってあきらめてみせればそれで済むけれど、無難を伝えるということは、無数にあるケースが作った群れの中心を 教えることに他ならないから、群れ全体を知った上で、群れ全体を見渡せるような人でないと、そもそも「無難のありか」が分からない。 最高の周辺、群れの最先端は、誰もがそこを目指すから、場所の特定を行いやすい。無難の

    SavingThrow
    SavingThrow 2011/02/02
    "失敗から無難を見つける。お手つき即死の現代社会にあって、失敗できる機会というのは、お金を支払ってでも手に入れる価値がある。「学校」と呼ばれる場所は、お手本よりも失敗をこそ提供する場所であってほしい。"
  • An interview with Google's CEO Eric Schmidt - McKinsey Quarterly - Strategy - Innovation

    US micro-, small- and medium-size enterprises, like their global counterparts, struggle with productivity. But a win–win economic fabric connecting all businesses can maximize their potential.

    An interview with Google's CEO Eric Schmidt - McKinsey Quarterly - Strategy - Innovation
  • [2010/09/22 14:01] [セミナーログ]石狩データセンターを田中社長と語る会