昨日のエントリー「「制度や仕組みを売るという考え方の根本」には人を人と思わないことにある?!」で紹介した「破壊と創造の人事」(楠田祐・大島由起子、ディスカバー・トゥエンティワン)で、第三章の伊藤氏のインタビューのところに「知的格差」という言葉があった。その例として、コンサルタントが挙げられている。これに対する伊藤氏の考え方は明確である。現場でぎりぎりの真剣勝負をしている人たちに、知的格差を安易に利用して、口先だけで商売するななぜかというと、アドバイスされたほうの自律性が失われていく可能性があるからである。伊藤氏は、大切なのは、解決策や答えを教えるのではなく、「解決策を自分で作り上げていくパターン」を体得してもらうことだという。つまり、知的格差は、時間がかかろうとも「解決策を自分で作り上げていくパターン」を体得してもらうために使うべきということだろう。 子供たちの夏休みの宿題をみていてもそれ
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