さる7月30日、エマニュエル・マクロン大統領はモロッコ国王ムハンマド6世に宛てたたった一通の書簡によって、モロッコの西サハラ統治を認める決定をした。それは国際法を無視しただけではなく、フランスとアルジェリアが保っていた関係のあやういバランスを壊すものでもあった。 →
とある地方の小さな市でのこと。どことはいわないが、「先生」を「しぇんしぇい」と発音するあたり、ということで。この市、どうも他に比べて生活保護を受ける世帯の比率が高い、という。平成17年度版厚生労働白書によると、全国では 2003(平成15)年度には生活保護受給世帯数941千世帯、生活保護受給者数1,344千人、保護率(人口に対する生活保護受給者数の割合)10.5‰。 だそうだ。その市のホームページをみると、やや古いデータだがどうも総世帯数の10%近くになるらしい。すごい率。で、それはなぜか、というのが本題。 どうも、その市の生活保護の条件が緩いらしくて、周辺から人が流れ込んでくるらしい。なんで緩いのかは知らないが、おそらく構造不況業種に従事する人たちを多く抱えたところだったからだろうと思う。生活保護を認定されれば、月に十数万円が給付されるから、それを求めて人が集まる。生活保護「移民」という
近日中に風刺画の続きをてがけますが一息のあとのまた一息に日本語記事クリッピング↓ 関東大震災の時の朝鮮人虐殺事件に対する解釈が、映画『ホテル・ルワンダ』との関係で、論争になっているのを id:gachapinfan さん、id:travieso さんのところで知る。この映画も見ていなければ、論争のきっかけになった映画評論や複数いる論争参加者の記事もきちんと読んでいず、なんだかややこしいことになっている論争に参加する気はないが、このきっかけをとらえて、この事件に関して以前から気になっていた証言を、ある本から引用紹介することにしたい。コメントも論争の展開を追わずにひとりよがりに適当につけます。さて問題の本は、 比嘉春潮『沖縄の歳月 自伝的回想から』(中公新書、1969) 著者の比嘉春潮は1883年沖縄生まれ。没落士族出身の知識階層に属し、小学校校長、新聞記者、県庁の役人を勤めながら、一方で社会
実はPart 1(参照)を書いたあと、あまりいいウケでもなかったし、率直に言うと、「イザヤ・ベンダサンの正体は山本七平だ」というだけのコメントをいただくのも辟易としたので、この先書くのもやだなと思っていた。 が、この数日、風邪で伏せっていながら、山本七平の「人生について」を読み返しながら、ああ、そうか、と思った。長いが引用する。彼が「私の中の日本軍」などを執筆するに至った経緯の話の流れだが。 そのあと、南京の『百人斬り競争』ですか、あれを鈴木明さんが解明されましたでしょう。これは非常にいい資料を集めて書いたものなんですが、鈴木さんは軍隊経験がないので、せっかくのいい資料がちょっと使い切れていない感じだったんです。それで鈴木さんにこう助言してくれってたのんだんです、”これはこいうことじゃないか、軍人がこう言った場合は、こういう意味です”と……。彼ら独自の言い方がありますからね。そうしたら、そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く