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2010年5月30日のブックマーク (2件)

  • マンキューの財政政策への懐疑論 - himaginary’s diary

    5/25エントリや昨日のエントリで取り上げたThoma=Andolfatto論争だが、Andolfattoが5/27エントリでクルーグマンやデロングに対する表現に行き過ぎがあったことを認めて謝罪したことで一応の決着を見たようである。ただ、Andolfattoは同時にThomaが自分の意図を正しく捉えていなかったことを指摘し、Thomaもそれを認めた。 Andolfattoが改めて自分の意として挙げたのは、以下の3点である。 自分は経済危機対応としての財政政策に賛成でも反対でもない。証拠を見るたびに考え直している不可知論者である。ただし、財政政策の再分配機能は評価しているが、それは今回の議論の議題とはならなかった。 自分が反対しているのは、あたかも「この問題に関しては科学的に決着が付いている」と思わせるように世論を誘導しようとする態度である。その態度は意図的なものではないかもしれないし、単

    マンキューの財政政策への懐疑論 - himaginary’s diary
    Schuld
    Schuld 2010/05/30
  • 書評 『学校選択制のデザイン ゲーム理論アプローチ』 - Metaeconomics

    学校選択制のデザイン―ゲーム理論アプローチ (叢書 制度を考える) 作者: 安田洋祐出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2010/03/29メディア: 単行購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (8件) を見る NTT出版様より献。 「ゲーム理論アプローチ」と銘打ってあるからには、ゲーム理論がrelevantでなければならない。経済学を専門としない読者にとって気になるのはおそらくそこだろう。「要は制度設計の実務に飯のタネを得たいミクロ・ゲーム理論家達が我田引水ででっち上げたプロジェクトではないのか?」と。 しかし書は、ゲーム理論の取り扱う戦略的行動が制度設計においてまさに中心的な問題であることを示してくれる。そのことは、書第3章でも紹介されている以下の例で明瞭に語られる。 一郎・二郎・三郎の3人の生徒、1中・2中・3中の3つの中学校があるとする(ただし定員

    書評 『学校選択制のデザイン ゲーム理論アプローチ』 - Metaeconomics
    Schuld
    Schuld 2010/05/30