とケビン・ドラムが問い掛けている。 この問い掛けはサムナーとクルーグマンのブログエントリを受けたものだが、それらのエントリで二人は、2008年以降に株価と予想インフレ率の相関が高まったことを報告したDavid Glasnerの論文を取り上げ、これぞ需要不足の証拠、と囃し立てている。それに対し、その理屈が良く分からん、とドラムが首を捻っている訳である。 この問い掛けに対し、ドラムのエントリのコメント欄で論文の著者のGlasner自身が答えているほか、Kashというブロガーも自ブログで答えている(Economist's View経由)。 両者の回答内容は基本的に同じで、実際にはその相関は需要不足を意味する訳では無く、金利がゼロ下限に達したことを意味しているのだ、と説明している(特にGlasnerは、自分は総需要云々という考え方は好きではない、とわざわざ断っている)。 ただ、両者の説明の具体的内