ニュースを見ると、「IMFが復興財源に消費背増税を提示」と言う見出しが躍っています。とりあえず、IMFのサイトに行ってサーベイを確認。 日本: 公的債務の削減と構造改革が不可欠 −IMF健全性調査(IMF)*pdfファイルです うーむ、たしかに財政規律の話や増税ばかりだなあ。私がチェックしているブログによると、デフレ脱却に追加金融緩和を提示していると、書かれていたが……。次に英語版のサイトへ行ってレポート全文を読んでみる。 Japan: Lower Public Debt, Structural Reforms Critical, says IMF(IMF)*pdfファイルです 一番最初に書かれている重点項目(KEY ISSUUES)を見る。 Growth after the earthquake. After a sharp contraction in production and p
ブルース・バートレット(Bruce Bartlett)がWaPoのFive Mythsシリーズの7/7記事で表題の件について書いている。 以下はその要約。 債務上限規制は財政支出と財政赤字をコントロールする効率的な手法である まったく違う。歳出入に関する重要な決定は議会の予算審議でなされており、財務省はそれに基づいて歳出の手当てのために証券を発行する。それに対する上限規制は過去の歳出に対する規制ということになり、未来の歳出に対するものではない。また、議会が決めた予算に基づいて財務省が実施する支払いを議会自身が拒否する、というのはまるで理屈に合わない。 議会が債務について議論することを余儀無くさせる、というメリットを挙げる人もいるが、1974年の予算法によって、議会は歳出、歳入、財政赤字の総水準について毎年投票を行うことが義務付けられた。従ってそれ以降、債務規制は屋上屋を架すものとなった。
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