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ブックマーク / amon.hatenablog.com (2)

  • 影響力の武器 - 非行型愚夫の雑記

    「影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか」は騙されやすい人に是非読んで欲しい書籍。 人間が高い確率で行なう自動的行動を利用した承諾誘導技術とその対抗法がこのの主な内容です。 動物が刺激特徴に対して自動的行動*1をするように人間もまたある種の引き金となる特徴に対して高い確率で自動的行動を行なうことを示した上で、自動的行動を引き出す鍵を返報性、コミットメントと一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性に分類し、それらについて事例紹介と統計で分かりやすく解説。 の内容自体は承諾誘導技術やその対抗法に長けた人間には常識的なものですし、研究手法も妥当なものですが、その妥当な内容ゆえに社会心理学の入門書としてとてもよくできたです。 個人的にはこの手のを公教育で広く教科書として使うべきと思います。悪徳商法やカルトから身を守る技術を身につけさせるために。民主主義を衆愚政治としないために。*2 人間が自

    影響力の武器 - 非行型愚夫の雑記
    Schuld
    Schuld 2006/09/13
  • 軍隊は国民を守るか守らないか - 非行型愚夫の雑記

    「ソ連が満洲に侵攻した夏」P241-243より引用。 評すれば、作戦上の予定がどうであったにせよ、総司令部の過早の通化移動は有害無益であった、というほかはない。新京付近の居留民が、われわれを置き去りにして総司令部が”逃げた”と怨むのは当然である。そして戦後、満洲各地にあって生命からがら逃げのびて、帰国することのできた人びとがこの事実を知り、唇を震わせて怒ったのも無理はない。全満各地に届住していた日人は、だれもが関東軍が守ってくれるものと信じ、関東軍の庇護を唯一の頼りにしていたからである。それがさっさと「退却」したなどとは、考えてみもしなかった。 ヒトラー自決後の、敗亡のドイツの総指揮をまかされた海軍元帥デーニッツの回想録『10年と20日間』を想起せざるをえない。すでにドイツの敗北を予見していたかれは、海軍総司令官の権限で、降伏の四カ月も前から水上艦艇の全部を、東部ドイツからの難民や将兵を

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