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ブックマーク / facta.co.jp (7)

  • オリンパスは二度死ぬ

    オリンパスは二度死ぬ トランプ政権の誕生前に、米国から最後通牒。4ケタ億円の罰金、薬事審査拒否、役員・部長の逮捕状まで。 2017年1月号 BUSINESS [米国から三の矢] オリンパスが二度目の死に瀕している。5年前、筆者がオリンパスの損失隠しをスクープしたとき、当時のテレビCMに因んで「このままではオリンパスのココロ(映像事業)とカラダ(医療事業)が病んでしまう」と懸念しながら記事を書いた。デジタルカメラの需要が一段と落ち込む今、医療事業までも衰弱してしまう懸念が現実のものになろうとしているのだ。欧米でオリンパス製の十二指腸内視鏡で手術を受けた患者が超耐性菌に大量感染し、死者まで出した問題については、誌もすでに幾度か報じた。日では十二指腸内視鏡の設計が欧米仕様とは異なるため感染者が出ておらず、ほとんど報じられることはないが、米国では今も執拗な調査報道が続いている。たとえばロサン

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    Schuld 2016/12/29
  • 日銀新総裁・白川方明氏の新著を真剣に書評する:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2008年4月 9日 [書評] [コラム]日銀新総裁・白川方明氏の新著を真剣に書評する タイミングが良すぎたというか、してやったりとういうか――空席だった日銀総裁に、先に副総裁に就任していた白川方明氏がきょう(4月9日)昇格するが、4月6日付の熊日日新聞で、白川氏が先月出版した大著の書評を掲載したので、ここに再録する。 書評にもあるように、彼とは年齢も近く、日銀取材を通じて知己となった。個人的には「大変な重責ですが、おめでとう」とお祝い申し上げたい。しかし知己であるがゆえに、書評で変にじゃれたくはない。 同じ6日付の日経済新聞で、ロンドン特派員の女性記者が「独立性揺るがぬ英中銀」と題してコラムを書いていたが、その不勉強にちょっとあきれた。97年にブレア政権発足後すぐ、ブラウン蔵相(現首相)が行なったイングランド銀行改革をとり違えている。あれは

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    Schuld 2008/04/10
  • 重篤「慎太郎銀行」の深き闇

    重篤「慎太郎銀行」の深き闇 クリスマスに届いた金融庁の「最後通牒」。2年で500億円の大出血が、石原3選の最大の障害に。 2007年2月号 DEEP [石原都政の研究] 東京都知事、石原慎太郎(74)は12月7日、都議会会議で「首都東京のかじ取りを命懸けで続けたい」と述べ、4月に行われる都知事選への3選出馬を正式表明した。前2回の出馬表明が告示間近まで引っ張って気をもたせる“演出”だったのに比べると異例の早さ。これは「老いたポピュリスト」が見せた一種の焦りではないのか。 そうした見方を裏付けるように、知事周辺にスキャンダルの濃霧が立ちこめてきた。昨年秋、日共産党の機関紙「赤旗」や週刊誌などを賑わせたのが、元水谷建設会長の“政商”水谷功と一緒に石原と三男宏高が写っている高級料亭「吉兆」のお座敷写真。05年9月の会合で、石原親子に高級焼酎「森伊蔵」の木箱に忍ばせた裏金が手渡されたという疑惑

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    Schuld 2008/03/13
  • 日銀総裁は大学入試で落第か?:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2008年2月 1日 [金融]日銀総裁は大学入試で落第か? 30日、年来の友人と久しぶりに赤坂で歓談した。ちょっと緊張したのは、今年の大学入試センター試験のある問題で、金融政策のイロハを試された時である。友人はニヤニヤ笑いながら言う。 「いや、ちょっと面白い出題でね。阿部さんは解けるかな。日銀の記者クラブにいたでしょ。洗脳されてる記者は、この問題が解けないんです。つまり大学受験生以下になっちゃう。日経はじめ大新聞の記者もかなりが落第組に入るんじゃないかな」 「ふーん。解けなかったら丸坊主かな。経済ジャーナリストの踏み絵にしてはちょっと怖いね」 こういう出題だった。 おやおや、高校で「公民」を教わった生徒に、今はこんな難問が出るのか。確かに背筋が寒くなる。現実の日銀のとった政策を多少知っていればいるほど、それがとんだ落とし穴になる。ここはオーソドッ

    日銀総裁は大学入試で落第か?:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online
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    Schuld 2008/02/01
  • 公正取引委員会委員長 竹島一彦氏

    公正取引委員会委員長 竹島一彦氏 公取はまだ強くない新聞は「言行不一致」 2006年7月号 BUSINESS [インタビュー] F ──独禁法改正でパワーアップした公正取引委員会が談合を摘発していますが、産業界から「強すぎる」と批判されています。 竹島 その答えは、日の公取はまだ十分に強くないということだと思うんです。ある程度近づいたとはいえ、アメリカやEU(欧州連合)の競争当局と比べると、まだまだパワーも制度も同等とは言い切れない。 大事なのは競争法に対する経済界の認識ですよ。今の公取が「やりすぎだ」と言われるのは、残念ながら競争ルールに対する経済界の認識がその程度でしかないということ。まともな競争こそ結局は、業界のためにも企業のためにもなるのですから。 ──米欧当局に比べて何が足りない? 竹島 日は課徴金減免(リニエンシー)制度が入ったばかりです。反則調査(強制調査)権限も行使でき

  • 別の顔のハイエク1――ウィキペディアと市場:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年3月24日 [ハイエク]別の顔のハイエク1――ウィキペディアと市場 私にとって、ネット空間とは何かという問題に先立って、市場空間とは何かが常に先にあった。そこで思い浮かぶのはオーストリア生まれの経済学者フリードリッヒ・A・ハイエク(1899~1992)である。価格メカニズムのことを「テレコミュニケーション・システム」と呼んだのは彼なのだ。今思えば奇妙な呼称である。しかし経済学の根幹を情報理論として組み換えたかに見える彼の試みは、「ウェブ進化論」や「はてな」のようなナイーヴすぎるネット信仰が跋扈する今、再読するに値すると思う。 自分の経験を語ろう。 英国にセジウィックという地名がある。ケンブリッジ大学の学部キャンパスがあるところで、モダンなコンクリート建築の校舎が並んでいる。学生や教師が暮らすカレッジ(学寮)の多くがレンガ造りや石造りの伝

  • 資源買い漁る中国に「封じ込め」政策――人民元切り上げの裏でアメリカが兵糧攻め:フリー・コンテンツ:FACTA online

    2024年9月号:フリー・コンテンツ2024年8月20日発行 ファンケル サプリメントの基幹工場 徹底した品質管理体制で製造 2024年8月号:フリー・コンテンツ2024年7月20日発行 「こんな超円安」は続かない!/13年前と酷似の「投機相場」/山崎達雄・元財務官 新連載/シン・鳥獣戯画『吾輩は鹿である』/松田裕之・日生態学会元会長 「鹿・人戦争」軍師がいない 自動運転で地域に貢献! 夢のレベル4に挑む日産 連載コラム:「某月風紋」 読者の声 2024年7月号:フリー・コンテンツ2024年6月20日発行 スクープ!「消えた107億円」/吉興業と縁切ったカリスマ大﨑洋の「暗部」 カリスマと崇め奉られてきた元会長はなぜ、大阪万博の催事検討会議の共同座長就任を機に、古巣との関係を一切絶ったのか。 美しすぎる!/韓国大統領夫人は「幽体離脱」のカルト教祖「天空」の弟子 怪僧が「私の勉強をした弟

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