2023年12月28日のブックマーク (2件)

  • 装着していないVRヘッドセットが"動く対話ロボット”に 置き台ごと変形 北海道大「OMEME」開発

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 北海道大学のヒューマンコンピュータインタラクション研究室に所属する研究者らが発表した論文「OMEME: 非装着状態の HMD を用いたコンパニオンロボットの開発」は、VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)を置くと置き台ごと動くコンパニオンロボットになるシステムを提案した研究報告である。 HMDは基的に頭部に装着して使用するために設計されているが、その非装着時の利用法についてはこれまであまり深く考察されてこなかった。このため、HMDの内蔵センサーやその他の計算機機能が非装着時にはほとんど活用されていないという状況にある。 この研究では、非

    装着していないVRヘッドセットが"動く対話ロボット”に 置き台ごと変形 北海道大「OMEME」開発
    Seamless
    Seamless 2023/12/28
    HMDの非装着時の有効活用とした置き台ごと動くロボ。コントローラは両手,レンズは目,マイクは聴覚,スピーカーは口。対話の他にロボの頭の中をのぞく,「僕の頭を返して」等の応用
  • 動いている人が見ると“モザイク”、止まると“モザイクが取れる”技術 東工大と青学が開発

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 東京工業大学と青山学院大学に所属する研究者らが発表した論文「動いている人の視線だけを惹きつけるモザイク投影手法」は、動いている人が見るとモザイクがかかったように認識され、止まっている人が見ると通常の画像として認識される視線誘導手法を提案した研究報告である。 公共スペースで歩行者に対して広告を提示する際、目指すのは、その広告の前を素早く通過する間に、立ち止まらせて視線を瞬時に指定の箇所へと導くことである。 この目的のため、研究では動いている人にのみ影響を与え、静止している人には作用しない新しい視線誘導手法を提案している。この手法は、画像の特定

    動いている人が見ると“モザイク”、止まると“モザイクが取れる”技術 東工大と青学が開発
    Seamless
    Seamless 2023/12/28
    画像4つを高速投影すると静止中の人には通常通り見え,運動中の人には部分的にモザイク状に見える。歩行中の視線が誘導され広告が目にとまる。動く電車内の広告やトラック広告への応用も