自民党の谷垣禎一総裁は10日午前、党本部で記者会見し、総裁選(14日告示、26日投開票)に出馬しない意向を表明した。石原伸晃幹事長との一本化調整が決裂し、執行部から複数の候補者が出るのは望ましくないと判断した。10日には石破茂前政調会長が立候補を正式表明する。石原伸晃幹事長も自らに近い議員の会合で出馬の意向を明らかにする。総裁選にはすでに町村信孝元外相が出馬表明し、安倍晋三元首相も立候補する
9月初めにノースカロライナ州シャーロットで民主党全国大会が始まった頃、ホワイトハウスのスタッフは、(何でもいいから)良いニュースと見なせるものを求めて、経済統計を調べまくっていた。 ここに、驚くほど注目されてこなかったちょっとした統計がある。ニューヨーク連銀の試算によると、米国のクレジットカード債務が減少し、2002年第2四半期以来の低水準となったのだ。 それ以上に注目すべきは、カードの未払い残高(6720億ドル)が2008年のピークから22.7%も減ったことだ。 そう、読者の皆さんの読み間違いではない。米国人はクレジットカード中毒で知られている(悪名高い)が、熱愛は冷めつつある。もしくは、無理やり冷めるよう仕向けられている。 今年半ばには、流通しているクレジットカード口座の数が3億8300万枚となり、2008年のピークを23%下回る水準に落ち込んだ。申請件数も減少している。言い換えると、
蛯谷敏 日経ビジネス記者 日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。 この著者の記事を見る
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く