「韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、次に指名する首相は何人目でしょうか?」――。答えは「6人目」だ。朴大統領は4月27日、李完九(イ・ワング)首相の辞表を受理した。就任から2年3カ月余りで任期折り返し手前にもかかわらず、首相に定着する人材が出てこない。そもそも大統領を補佐する首相の役割はわかりにくく、政権支持率の低迷も「首相の存在感の軽さ」が一因となっている。辞意表明の後、異例の10カ月留任
「韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、次に指名する首相は何人目でしょうか?」――。答えは「6人目」だ。朴大統領は4月27日、李完九(イ・ワング)首相の辞表を受理した。就任から2年3カ月余りで任期折り返し手前にもかかわらず、首相に定着する人材が出てこない。そもそも大統領を補佐する首相の役割はわかりにくく、政権支持率の低迷も「首相の存在感の軽さ」が一因となっている。辞意表明の後、異例の10カ月留任
グーグルは欧州で友人を増やす必要がある――。このメッセージがインターネット検索大手のグーグル本社に強く鳴り響いたのは、今月、同社が独占禁止法に違反している疑いがあるとする異議告知書を欧州連合(EU)の欧州委員会がまとめ、スマートフォン向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」について再調査を始めた時のことだった。 しかし、フランスとイタリアの2国の市民権を持ち、グーグルの新しい「魅力攻勢」を指揮することになったカルロ・ダサロ・ビオンド氏によれば、同社は昨年の夏には、欧州での事業の進め方を変える必要があることに内々気づいていたという。 「弊社に問題があることは、我々もここ数年認識していた」と同氏は語った。 デジタル世界が欧州のあらゆる産業のビジネスモデルにますます圧力をもたらしている中、グーグルはそうした欧州企業に支援を提供すべきだったが、実際はやってこなかった、というのが同氏の見立てだ。 「欧
2013年のフォルクスワーゲン・グループ年次株主総会におけるマルティン・ヴィンターコーン(左)とフェルディナンド・ピエヒ(右)(写真提供:Volkswagen AG) フォルクスワーゲン・グループで大きな「政変」があった。4月25日、監査役会の委員長の座にあったフェルディナンド・ピエヒが、即刻退任することが発表されたのである。 発表資料には、以下のように記されている。 (1)フォルクスワーゲン社の監査役会は、ここ何週間かを振り返って「成功する企業に不可欠の相互信頼」が失われた状況であると、満場一致で判断した。 (2)この事由によって、フェルディナンド・ピエヒ博士は監査役会の議長という立場および彼のフォルクスワーゲン・グループにおける監査役会の全ての役職から即刻退任する。加えてウルスラ・ピエヒ夫人もフォルクスワーゲン・グループの監査役会の全ての役職から即刻退任する。 (3)監査役会議長の立場
1990年代初めにフォルクスワーゲン(VW)を破綻の危機から救い、巨大帝国に仕立て上げたフェルディナント・ピエヒ氏が辞任に追い込まれ、1つの時代が終わりを告げた〔AFPBB News〕 ドイツ北部の都市ブラウンシュヴァイクは、堕ちた君主について多少のことを知っている。大聖堂の近くには、中世の君主「ハインリヒ獅子公」を称えるライオンの銅像が立っている。領土拡大を目論み、ミュンヘンを興したが、最後には孤立し、領土を奪われ、追放された人物だ。 4月25日、ブラウンシュヴァイク空港で、現代の獅子であり、企業帝国を建設した男が有力役員らとの対決の後、失脚した。 フェルディナント・ピエヒ氏(78歳)は、およそ60万人の従業員と2000億ユーロの売上高を誇る巨大自動車企業フォルクスワーゲン(VW)の会長として空港に到着した。 それから2時間後、VWグループにおける全役職を辞して帰途に着いた。同氏が199
韓国の情報機関は、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)第1書記が、ことしに入って、みずからの指示に異論を唱えるなどした政府高官を15人処刑したという分析を明らかにし、「見せしめのために処刑を行っている」と指摘しました。 具体的には、ことし1月、山林の緑化政策に対して不満をもらしたという理由で林業省の次官が、また2月にはキム第1書記が指示した建設工事に問題点があるという考えを示した国家計画委員会の副委員長が、それぞれ処刑されたということです。 国家情報院は「キム第1書記は、みずからに異論を唱えるのは権威に対する挑戦だとみなし、見せしめのために処刑を行っている」と指摘しました。 一方、来月モスクワで開かれるロシアのナチス・ドイツに対する戦勝70年の記念式典に、キム第1書記が出席するのではないかという見方が出ていることについて、国家情報院は、「出席する可能性が高いとみられるが、実際にどうなるかは、
回転すしチェーン「かっぱ寿司」などを運営するカッパ・クリエイトホールディングスは4月28日、2015年3月期通期の連結決算を発表した。店舗や工場の資産価値を見直すなどしたことにより、当期の最終損益は134億円を超える大幅赤字となった。 連結売上高は876億4300万円、営業利益は4億6200万円、経常利益は8億700万円だった。2014年12月に外食大手・コロワイドの連結子会社化に伴い決算期が変更したため、当期は13カ月決算となっている。 当期純利益は134億5500万円の赤字。従来予想は12億3000万円の赤字だった。コロワイドの投資評価および業績管理手法を採用した結果、カッパ・クリエイトHDの保有する店舗や物流センター、工場の減損損失として121億6200万円を追加計上したため。 主力の回転寿司事業が厳しい。既存店の売り上げは2014年6月から、客数は2013年12月から前年比マイナス
政府の産業競争力会議の作業部会が開かれ、厚生労働省は、医療や介護サービスの質の向上や効率化に向けて、診察や処方薬などの医療情報を一元的に管理する必要があるとして、国民一人一人に新たな番号を割りふる制度の導入を検討する方針を示しました。 この中で、永岡厚生労働副大臣は、「診察や処方薬、検査データなどの医療情報を一元的に管理することで、医療機関や介護施設間の連携が円滑になり、医療や介護サービスの質の向上や、効率化・適正化につながる」などとして、国民一人一人に新たな番号を割りふる制度の導入を、検討する方針を示しました。さらに、有識者議員は、こうした制度を導入することで、民間企業が医療情報を活用して新薬の開発などにつなげられるよう、ルールや環境を整備すべきだと提言しました。 これを受けて、甘利大臣は、来年1月から運用が始まる、マイナンバー制度と、医療情報の新たな番号とを連携させる仕組みについても検
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