【バンコク=村松洋兵】タイ政府が国営タイ石油公社(PTT)を通じ、国内の電気自動車(EV)の普及を一気に進める。PTTは脱炭素分野で2030年までに2兆円規模を投じ、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業との合弁によるEV生産のほか、蓄電池や充電スタンド整備に乗り出す。タイは東南アジアを代表する自動車の生産拠点で、ガソリン車が生産、販売の大半を占める。政府主導でEVシフトを急ぐ。日本経済新聞の取材に書
フェイスブックで王政批判をしただけで逮捕 相次ぐ自宅への放火、国外追放、拘束… タイで悪化する軍事政権の言論弾圧 タイ首相プラユット。2014年のクーデター以降、学術界に対する弾圧は激化している。Photo: Nicolas Axelrod / Bloomberg / Getty Images
タイの民主化を求め、軍部や王室を批判する活動家たちが亡命先の近隣諸国で次々と行方不明になっている。これまでに少なくとも9人が拉致されたが、著名人や国際人権団体の呼びかけにも関わらず、捜査はいっこうに進んでいない。 6月にカンボジアで失踪した民主活動家ワンチャラーム・サタシットの家族を米紙「ニューヨーク・タイムズ」が取材した。 ラオス、ベトナム、カンボジアで次々と起こる失踪事件 ラオスではタイから亡命してきた3人の民主活動家が、何ヵ月も行方不明となっていた。昨年、そのうち2人の遺体がメコン川の川岸で見つかったが、手足を縛られ、胃にはコンクリートが詰められた状態だった。 ベトナムへ逃れていた別の3人のタイ人活動家も、ベトナム政府によってタイ当局に引き渡され、その後1年以上、消息がわかっていない。 6月には、カンボジアにいたタイ人民主活動家ワンチャラーム・サタシット(37)が武装した男たちに黒の
在タイ日本大使館、Omise、ABEJAがバンコクで「DX Summit」を開催——日本のスタートアップが、タイ財閥に最新技術を直伝【ゲスト寄稿】 本稿は、バンコクを拠点に、求人メディアや人事向け SaaS を提供する TalentEx で、広報を務める馬本寛子(まもと・ひろこ)氏による寄稿だ。 TalentEx に関する、これまでの記事はこちらから。 DX Summit 参加者一同。中央に、在タイ日本大使の佐渡島志郎氏。 Image credit: Hiroko Mamoto 19日、バンコク市内にあるタイ大手デベロッパ Ananda Development 本社オフィスで「DX Summit(Digital Transformation Summit)」が開催された。在タイ日本大使館が主催し、Omise と ABEJA が協力した。DX Summit は、日本政府とタイ財閥各社が連携、
総合菓子メーカーのシャトレーゼ(甲府市)は、タイに初出店した=写真。バンコク伊勢丹に店舗を構え、約100品目を販売する。山梨県内の工場で作ったケーキ、焼き菓子、和菓子などを瞬間冷凍して輸出する。タイの人はその場で食べる習慣があることから、イートインコーナーを設けた。店舗面積は59平方メートル。ケーキに載せるイチゴは検疫に時間がかかるため、現地調達する。バンコク
東南アジアで急速に普及した配車アプリの大手が成長の壁に直面している。インドネシアでは政府が最低運賃の導入や事実上の台数制限に乗り出し、現地で安さを強みに営業してきた米ウーバーテクノロジーズなどが反発。タイでも当局が自家用車に乗せる運転手の摘発を始めた。乗客を奪われたタクシー業界に押された規制強化により、有望な新ビジネスの拡大が阻まれかねない。東南アジアでは2016年までに配車アプリが急速に広が
アジアで高機能物流のインフラを整備する動きが広がってきた。大和ハウス工業はインドネシアで100億円を投じて大規模倉庫を建設し、タイでも計画する。三菱倉庫もインドネシアで稼働させる。所得が向上するアジアでは、ネット通販などで速く確実に商品を届けてほしいという消費者の需要が拡大。豊富なノウハウを持つ日本企業に商機を生み出している。
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