開発期間はなんと16年。史上最低のつまらなさといわれるモバイルゲーム「Desert Bus」を,人々が購入する理由 ライター:奥谷海人 「Desert Bus」というiOS/Android向けのゲームが,今アメリカのゲーマーの間で話題になっている。1995年にPC向けに発売される予定だったDesert Busだが,16年の開発期間を経てモバイルゲームとしてリリースされ,その収益が全額,恵まれない子供達の基金「Child's Play」に寄付されるというのが話題になっている理由だ。 「Desert Bus for Hope」公式サイト ところが,そのDesert Busが最高に面白くないという。アリゾナのツーソンからネバダのラスベガスまで,バスを延々と運転し続けるという内容で,障害物も対向車もない殺風景な1本道が8時間続く。バスはどうやらポンコツらしく,放っておくとハンドルが右に切れるため,