この連載では、現在28歳の筆者が、同じく20代で活躍する大企業の若手社員と、同世代ならではの共通点や仕事への思い、さらには休日の過ごし方や好みの本など幅広いテーマについて語り合うことで、大企業や若手ビジネスパーソンの実態を明らかにしていきます。 今回はカシオ計算機(カシオ)の斉藤雄太さん29歳です。2010年にカシオに入社し、現在は時計事業部モジュール開発部実装開発室で、時計のパーツの設計などを担当しています。また入社4年目にして、業界史上初の「渦巻き形状」のアナログ時計用ソーラーを開発した人物でもあります。 カシオに根強く残る「創造貢献」の精神 ――カシオに入社した経緯を教えてください。 子供の頃、よく父親が日曜大工で机やベッドを作ってくれたことがきっかけかもしれません。その様子をいつもそばで見ながら、いつか自分も人の役に立てるモノを作る仕事をしたいと思うようになりました。そして、中学高
![カシオをぶっちぎりの世界一に--時計の常識を覆した29歳・斉藤さん](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/37e411e8cc6656df0551e3f5f528d6f6dfae1897/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2014%2F03%2F17%2Fc728938a010dfb329c326f2c66d521ac%2F140318_casio_184.jpg)