チェコ生まれの芸術家でシュルレアリスムの闘士。 映像作品のみならず、オブジェ、コラージュなど様々な分野での表現者。 今回は、初の長編作品となった『アリス』と、シュヴァンクマイエルのいかがわしい魅力が 存分に味わえる短編集を上映いたします。 身の回りの「もの」が動き出す世界。日常とイメージの融合、 実写とアニメーションが溶け合う境目のない世界。 非現実的でありながら現実の二階のような(地下のような?)不思議な世界へ、 あなたを連れ出してくれるでしょう。 その奇妙な魅力にとりつかれた人は、世界中に数多くいます。 だけど一方では、悪趣味だとか、気持ち悪いとかいう声も聞こえます。 彼の場合、それは褒め言葉としても多々使われるのですが・・・。 では、一体どんなふうに気持ち悪いというのでしょうか? 彼の作品のなかで、しばしば登場するモチーフがいくつかあります。 食べ物、口のアップ、でろん