印刷する トップクリエーターが語る新聞広告の時代 ~朝日広告賞60回の歩みから~ 「個告」の時代、新聞は王道を行きつつデジタルとも新たな取り組みをTUGBOAT クリエーティブディレクター アートディレクター 川口清勝氏 2013/02/08 Tweet 昨年、朝日広告賞の「広告主参加の部」の審査委員に加わった川口清勝氏。過去60年のグランプリ受賞広告を見て、全体の印象について聞いた。また、オンラインメディアの施策を幅広く展開されている視点から、デジタル時代において新聞が進むべき方向性についても語ってくれた。 歴代グランプリに共通する「時代の共有感」 ──過去60年のグランプリ受賞広告を見た印象は。 新聞広告は時代を映す鏡なのだと改めて感じました。コピーの巧さやビジュアルの先進性など、技術的に優れた点への評価ももちろんあったと思いますが、60年という長いスパンで振り返った印象は、圧倒的に時