20数年前、新卒で入社して1年目の秋に、香辛料を扱っている会社の担当を任された。代理店業務だ。海外から輸入した香辛料の原料を、指定された日時に工場へ納品する仕事。取引相手の会社はS県に本社があり、商品はI県にある現場にコンテナで届けていた。僕が入社した時点で、すでに長く、安定して、続いていた仕事で、大きなトラブルが起きたこともなく、取引額もそれほど大きなものでなかったので、無駄に大きな仕事を抱えた部署のなかで、新人が任される初めての仕事としてうってつけだった。 仕事上、会話といえるものは、I県にある現場の担当者との電話での連絡や打ち合わせがあったくらいで、S県にある本社にいる社長その他と話をする機会は限られていた。それでも月に何回かは商品の入荷予定の確認で話していた。仕事自体はベリー・イージーで、基本的なことはすぐに覚えてしまった。引き継いでから数か月間、トラブルは何もなかった。「はいっ。
※この記事は2019年5月に取材・撮影した内容です 世界最高峰の音楽フェスとの呼び声も高いコーチェラ・フェスティバル*1。出演者のPerfumeは米ローリングストーン誌の「ベストアクト16」に選ばれ、リアルタイムで配信を観ていたファンから「AR技術がヤバい」「これを一発勝負でやるのはすごい」などと、驚きの声が上がりました。 演出技術の開発を担当したライゾマティクスリサーチを率いるのが、インタラクションデザイナーやプログラマ、DJなど複数の顔を持つアーティスト、真鍋大度(まなべ・だいと/ Daito Manabe )さんです。ビョーク(Björk)とのコラボレーションやケイティ・ペリーのオープニングライブの演出、NHK紅白歌合戦でのPerfumeとのコラボレーションなどで、「誰も観たことのない景色」を音楽と数学を軸に表現しつづけています。 国際的広告賞「カンヌライオンズ」グランプリをはじめ国
最新の事例や理論が求められるなか、時代を超えて読みつがれる理論がある。『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(DHBR)の過去の論文には、そのように評価される作品が無数に存在します。ここでは、著名経営者や識者に、おすすめのDHBRの過去論文を紹介していただきます。第12回は、日本マクドナルドのマーケティング本部長として同社のV字回復を牽引し、現在はナイアンティックのシニアディレクターを務める足立光氏により、マーケターが読むべき論文が紹介されます。(構成/加藤年男、写真/鈴木愛子) 私は一橋大学に在学中、現在はハーバード・ビジネス・スクールで教授を務める竹内弘高先生のゼミに所属していました。ゼミではマーケティングを研究していたのですが、大学院生が日常的にいろいろな情報を共有してくれることもあり、マーケティングに関連する論文が常に身近にありました。そうしたなかで、『DIAMONDハー
前に、EC業界の勢力図が一変するかもしれないという記事を書いた。僕はその時 最近、EC(インターネット通販)業界に少しずつ変化が起き始めている。 それは小さすぎてまだ誰も気づいていない。または、気づいていても大した話では無いと思っている人がほとんどだろう。 しかし、個人的には、数年後にはEC業界の勢力図がガラっと変わってしまう可能性があるとすら思っている。 と書いたが、その記事を書いてから半年経った今でもその意見は変わっていない。むしろ、実際は自分の想定通りの事が起こっている。 そしてそのEC業界における変化は主にB2B2Cという、消費者と店舗をつなぐモデルにおいて顕著に見られるようになるとも書いた。一方B2Cと呼ばれる、ショップが在庫を抱えて直接消費者に販売するモデルは、Amazonの独壇場で、これからもその地位が揺らぐ事はないだろう。 そのB2B2Cモデルについてだが、この半年で大きく
今週はずっと「パブリック娘。」の曲を聴きまくってた。 平成生まれの3人組ラップユニット。らしい。聞いてて楽しすぎる。はっぴー! 前々からご存知のみなさんからしたら「えっ今さら?」て感じなのかもしれないけどわたしが今好きで今聞いてるので勢いで書く。 前にも書いたように、SoundCloudっていう個人製作の音楽がたくさん集まる場所で相変わらず遊び続けているわけだけど、ひたすら曲名を見ずに音楽を流し続けている時間もわりと長い。 「このパーティーを、連れ出して、欲しいのに、この私を」っていう女の子の声。同じフレーズがよく耳につくなあって前から思ってた。Remixしてる人がたくさんいるってことは原曲があるってことじゃん、とはたと思う。というか原曲は今までも聞いてたんだけど、公式サイトに他にも音源があるんだ、と改めて気づいて今に至る。 フロアの男女を真似て 私も踊る慣れないダンスを 腰振るのはビッチ
【速報】先程ワン・ダイレクションが日本に到着しました!!!!! 空港には早朝から大勢のダイレクショナーさんがお出迎え大集合★ #1D来日中 #1DJapan twitter.com/1D_OfficialJP/…— One Direction Japan (@1D_OfficialJP) January 17, 2013 One Directionがついに初来日した。 Mステにも出る。ファンイベントもやる。成田空港にはお迎えの女の子たちが大挙してた。今原宿にいる!ってTwitter駆け巡った。やっと日本に!って感じだよねえ。次いつ来てくれるかわからないもんね。ファンの子たちのTwitter読んでるだけで熱が伝わってきてなぜかうるうるきてしまう…。 One Direction(ワン・ダイレクション)とはなんぞや。 イギリス出身のボーイズグループ…ですが便宜上アイドルと言い切ってしまうことにし
HTML5/JavaScriptでMIDIデータファイルを読み込んで扱える MIDI.js » 音楽コンテンツ(楽曲再生) [編集] お気に入りのブログ IDEA*IDEA で紹介されていた HTML5 + JavaScript で MIDI データを扱うコンポーネント MIDI.js が面白そうだったのでここでも紹介。 注意: MIDI.js のサイトを開くと音が鳴るデモが自動再生されます MIDI.js は Web アプリから JavaScript で MIDI データを扱うためのコンポーネントパッケージで、github でソースコード一式が公開されています。 MIDI.js のモジュールMIDI.* が MIDI データ処理を行うメインのクラスで、その他は MIDI とは直接関係がない補助的なクラスが含まれます。 MIDI.loadPlugin.js 音色データのロードなどプラグイ
以前、立体音響の世界という記事で、バイノーラル録音やホロフォニクスについて紹介した。この時期はまだYouTubeが正式にステレオに対応していなくて、立体音響のリソースを集めるには裏技的にアップされた動画を掘るか、あるいはニコニコで探すしかなかったんだよね。でも、今ではYouTubeもステレオに対応して立体音響系の音源がいろいろあがってきてる。というわけでこのへんで、あらためて立体音響周辺をまとめてみた。 ※今回の記事で紹介している映像は必ずヘッドフォンを装着して見てください。 ■立体音響のしくみ まずはざっと立体音響についてのおさらい。なぜヘッドフォンで聴くと立体的に聞こえるのか。 例えば寝ている時、蚊が飛んでいると、頭の上のどの辺りを飛んでいるか分かるのは何故だろう。耳は二つしか無いのに、どうして自分のすぐ側に蚊がいることがわかるのだろうか。 これを説明する時、実は人間は音源(例えば蚊の
もう21世紀になって10年以上が経つが、会社という組織では未だに「恐怖政治」が横行しているようである。後輩や部下に仕事をさせるために、怒鳴ったり、脅したりする上司や先輩が、あなたの周りにもいないだろうか。「いない」と断言できる人は、仲間に恵まれている。しかし、そう断言できる人ばかりではないというのが、実際のところであろう。大きな会社になれば、このように「恐怖」で人を動かそうとしている人は、必ず存在する。 間違った行動をした人に対して、恐怖を与えることで次はもうそのような行動をとらないようにさせる、というのは動物に対するやり方そのままだ。こういったマネジメントの方法は、人間に対してはあまりよい効果を生まない。確かに、怒られた人は「もう二度と怒られないように」と注意はするだろうが、その分間違いなくモチベーションは低下する。仕事の主眼が「価値を生み出すこと」から「ミスをしないように注意すること」
ブログサービス「マーケター通信」をご利用の皆さまへ 平素はITmedia マーケティングをご愛読いただき、誠にありがとうございます。 当サイトではこれまで、関連ブログサービスとして「マーケター通信」を長年にわたり運営してまいりましたが、全体的な利用の減少を鑑み、2020年9月30日にサービスを終了させることになりました。 このような結果になり残念ですが、何卒ご理解いただけますと幸いです。これまでご利用いただきましたことに対し、あらためてお礼申し上げます。 尚、ITmedia マーケティングは従来通り更新を続けますので、引き続きよろしくお願いいたします。 サービス終了までのスケジュール、および、これまで登録していただいたブログ記事の取り扱いにつきましては、以下の記載をご確認ください。 スケジュール 2020年9月25日(金)
有料メルマガの成功で、無料が当たり前だったテキストコンテンツの世界に課金モデルが浸透し始めている。コンテンツ販売の未来はどうなるか――津田大介さん、佐々木俊尚さん、岩崎夏海さん、川上量生さん、夏野剛さんが議論した。 メールマガジンや電子書籍など、個人がテキストを有料販売できるプラットフォームが増え、無料が当たり前だったネットコンテンツに課金モデルが浸透し始めた。コンテンツとプラットフォームの未来はどうなるのか――8月21日、「ブロマガ」でテキストの有料販売に参入したドワンゴが都内で開いた発表会では、ブロマガに参加する著者によるディスカッションが行われた。 ジャーナリストの津田大介さんが司会を務め、佐々木俊尚さん、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」著者で放送作家の岩崎夏海さんと、ドワンゴの川上量生会長、夏野剛取締役が参加。課金のあり方や、著者とファンと
日本コカ・コーラ株式会社は、音声認識技術を使ったCM連動型スマートフォンアプリ「コカ・コーラ ゼロ Wild Health Challenge」を公開した。価格は無料で、ダウンロードはiTunes App StoreもしくはGoogle Playから行える。 同アプリを起動した状態で、コカ・コーラ ゼロのCMが流れたらスタートボタンをタップし、画面に近づける。アプリがCMの音声を認識したら、ゲームスタート。クリアするとプレゼント応募券が入手でき、抽選でコカ・コーラ ゼロ1年分(500mlPET 365本)などが当選する。プレゼントキャンペーン期間は第1弾が8月15~30日、第2弾が9月1~30日、第3弾が10月1~31日。コカ・コーラ ゼロのWebサイトにあるWeb CMからもゲームに参加可能だ。
ファミコン版「スペランカー」制作者による裏話がここに。御年70歳,業界歴37年の現役クリエイター,スコット津村氏が振り返るあの頃 編集長:Kazuhisa カメラマン:田井中純平 12→ ファミリーコンピュータ(以下,ファミコン)黎明期の1985年12月にアイレムから発売された,「スペランカー」という作品をご存じの方も多いだろう。自分の身長程度の高さから落ちるだけで死んでしまうという,「テレビゲーム史上最弱」と讃えられた(?)冒険家が主人公として活躍するアクションゲームだ。ひ弱な主人公の伝説は,当時その難度に歯ぎしりしたファンから,その頃まだ生まれていなかった若いプレイヤーにまで広く伝えられ,発売から27年が経過した現在も愛され続けている。 「みんなでスペランカー」 そんなスペランカーをこの時代にリメイクし,「みんなでスペランカー」として,日本の現地法人と共に自社ブランドでリリースしている
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