ジミ・ヘンドリックスが使用したアンプと言えば、真っ先にマーシャルのロゴが思い浮かぶだろう。今回はジミとマーシャルとの出会い、そして彼が使用してきたモデルについて紹介しよう。 文=fuzzface66 Photo by Michael Ochs Archives/Getty Images マーシャル・アンプとの出会い ジミがマーシャル・アンプと出会ったのは、渡英してまだ6日目である1966年9月29日、ロンドンのブレイセズ・クラブで行なわれた“ブライアン・オーガー&ザ・トリニティ”のステージに飛び入り参加した時のことである。 ストラトキャスターだけを持参したジミは、トリニティのギタリストであるヴィック・ブリクスのアンプを使うことになったのだが、それがプロトタイプのマーシャル・アンプだった。 アメリカ時代からそうしていたように、ジミはアンプのボリュームを目いっぱい上げたが、目盛りを5以上にした
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