この話題は相当熱量が高かったが、元増田を巡るトラバ・ブクマはそれ以上に熾烈だ。 今まで女性専用車両に批判的な意見は容易にミソジニーが干渉できたために、 論理的に雑な女性専用車両擁護があったとしても、敵失の方が大きかったためにさほどの問題にはならなかった。 だがここにきて相当交通整理のスキルの高い増田が現れて、 党派性を徹底的に排除してポリティカルコレクトネスを厳密に適用したがために、 女性専用車両擁護派の中で「差別ではない」とする人々の論理的瑕疵が一気に露呈した。 1階ブクマと2階ブクマとで論調が正反対なのも興味深い。 1階で差別ではないと釈明する人々を、2階の人々が醒めた目で眺めている風情だ。 おそらく炎上する本質は 「強者とされる属性にポリティカル・コレクトネスを適用する」からだと思われる。 つまり、男女間では権力勾配論で言えば男が強者とされるのだが、 本件ではポリティカル・コレクトネ