アメリカの植民地支配の手先として、テレビ画面での言論活動に忙しい青山ナニガシは、メア発言が飛び出した原因は民主党や鳩山由紀夫前首相等の「沖縄対策」にあると言っていたらしいが、勉強不足も甚だしいと言わなければならない。メア発言は、そもそも自民党時代の日本政府の「ホンネ」と、保守文化人の「ホンネ」を代弁しただけのものだ。たとえば渡部昇一に代表される昨今の思想的に劣化した保守論壇に君臨する保守文化人がこれまで繰り返してきた「沖縄県民は金にきたない」とか「騒げば金になるということを知っている」というような「沖縄差別発言」、つまり「沖縄蔑視論」とメア発言はまったく同じ種類のものである。前沖縄総領事で、現「米国務省のケビン・メア日本部長」は、これらの発言が日本の本土の保守論壇で頻繁に繰り返されているということに精通していたが故に、またこれらが日本人の大多数の「ホンネ」だろうと盲信していたが故に、うっ