キャパシタはコンピュータのマザーボード上にある小さくて安価な部品だが、このキャパシタに大量の不良品が発生し、PCメーカーにとって大きな頭痛のタネになる可能性がある。 Dell(本社:テキサス州ラウンドロック)は、同社の「Optiplex」ワークステーションの一部に、問題のあるキャパシタを搭載するマザーボードが見つかったことから、その交換費用として、3億700万ドルを計上したと先ごろ発表した。このシステムの交換作業に携わった複数の修理業者によると、問題のマザーボードは、2003年4月から2004年3月にかけて製造されたものだったという。 Dellでは幹部らが不良キャパシタによって生じた問題への対応を進めているが、彼らのとっての唯一の慰めは、この問題への対応を迫られた大手PCメーカーが同社だけではないことだ。企業各社や請負業者、複数のオンライン掲示板によると、実際にHewlett-Packar
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