百貨店のプランタン銀座は31日、12月末で仏プランタン社との商号・商標の使用契約が終了するため、東京都中央区で運営する百貨店の名称を「マロニエゲート銀座」に変えると発表した。開業した1984年から32年間続いた「プランタン」の名に幕を下ろす。社名も「マロニエゲート」に変更する。 現在の「プランタン銀座本館」は「マロニエゲート銀座2」と名称を変えて改装し、来年3月中旬にオープンする。隣接する「プランタン銀座アネックス」は「マロニエゲート銀座3」に、「マロニエゲート」は「マロニエゲート銀座1」に変える。改装費は約30億円を見込む。 プランタン銀座は改装後、20~40代の働く女性や子育て中の女性の集客に力を入れる方針。笹岡寛社長は記者会見で「プランタンは『OLの殿堂』だったが、より広い顧客に来ていただきたい」と話した。(栗林史子)
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