新型コロナウイルス対策の「持続化給付金」をだまし取ったとして、東京国税局の現役の職員・塚本晃平容疑者(24)や、不動産会社の社員・佐藤凛果容疑者(22)ら男女7人が逮捕されました。塚本容疑者らは、専門知識を悪用し、確定申告書を偽造するなどしていました。 ■“給付金詐欺”佐藤容疑者 捜査員を一瞥 警察官の後ろを、うなだれて歩く男。詐欺の疑いで逮捕された、東京国税局・鶴見税務署で事務官を務める塚本容疑者です。 1日には、同じ事件で、都内の不動産会社に勤める会社員・佐藤容疑者を送検。佐藤容疑者は、黒いTシャツ姿で髪を後ろに束ね、塚本容疑者とは対照的に、前を向き、顔を隠すそぶりも見せませんでした。 警察車両に乗り込む際には、捜査員を一瞥(いちべつ)する様子が捉えられています。 2人は、おととし8月、すでに逮捕・起訴されている5人と共謀し、埼玉県の当時17歳の少年がコロナ禍で収入を減らした個人事業主