【ニューヨーク=稲井創一】米ゼネラル・エレクトリック(GE)が24日に発表した2017年10~12月期決算で最終損益が98億2600万ドルの赤字(約1兆円、前年同期は34億8600万ドルの黒字)となった。保険事業の評価見直しによる特別費用を計上したほか、人員削減などのリストラ費用も膨らんだ。電力事業が不振で、米製造業を代表するGEの苦境が続いている。四半期での1兆円を超える赤字は15年1~3月
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世界各地で右派・保守が台頭し、左派・リベラルが退潮している。なぜなのか。その背景には、理性的な判断を求める左派の政治家より、感情的な言葉で訴える右派の政治家のほうに「人間味を感じる」という構造がある。ライターの斎藤哲也氏が哲学の視座から考える――。 理性と直観のどちらが主か 理性と直観の関係について、相反する見方を示した2人の哲学者がいる。 古代ギリシアの哲学者プラトンは、理性と直観(感情)の関係を、御者と馬との関係にたとえて説明した。つまり、理性が主人となって、直観や感情をコントロールすべきだということだ。 それに対して、18世紀に活躍したスコットランドの哲学者デイヴィッド・ヒュームは、『人間本性論』のなかで、「理性は情念の奴隷であり、そうあるべきだ」と述べている。 古代ギリシアから始まった西洋哲学の歴史を振り返ると、ヒュームのような考え方は少数派だった。そりゃそうだろう。衝動的な直観や
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