「『トリクルダウン』とは一度も言っていない」「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと言ったことはない」--。20日に国会議員が投票を行う自民党総裁選で、安倍晋三首相(63)=総裁=の発言に、意図的に論点をずらしたりはぐらかしたりするケースが目立つ。対抗馬の石破茂元幹事長(61)との論戦を点検すると、過去の発言との整合性が取れないものもあり、識者からは改めて「ご飯論法だ」との指摘が出ている。【和田浩幸、大村健一/統合デジタル取材センター】
![自民党総裁選:発言・論点をはぐらかす 識者が指摘する安倍首相「ご飯論法」の具体例 - 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5f271ae2396bc50dede192a0568f8411ce8bf989/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2018%2F09%2F19%2F20180919mog00m010008000p%2F9.jpg%3F1)
「『トリクルダウン』とは一度も言っていない」「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと言ったことはない」--。20日に国会議員が投票を行う自民党総裁選で、安倍晋三首相(63)=総裁=の発言に、意図的に論点をずらしたりはぐらかしたりするケースが目立つ。対抗馬の石破茂元幹事長(61)との論戦を点検すると、過去の発言との整合性が取れないものもあり、識者からは改めて「ご飯論法だ」との指摘が出ている。【和田浩幸、大村健一/統合デジタル取材センター】
「働き方改革」が叫ばれる中、安倍晋三政権の経済のかじ取りを担う経済財政諮問会議のメンバーである伊藤元重学習院大学教授に、改革を進める上での課題を聞いた。 【写真】「労働者数と1人当たりの賃金がどれだけ払われているかを表す「総雇用者所得」が増えていて、どれだけ広がるかに注目したい」と話す伊藤教授 伊藤教授は「これからは安い労働力によって収益を上げていこうとする企業は絶対に生き残れない。企業は生産性を上昇させるとともに労働者の賃金を上げて、付加価値を付ける経営を目指すべきで、ビジネスモデルを変えることが働き方を変える突破口になる。すでにヤマト運輸などのように人手を増やしたり運送料金を上げたり、大胆に動こうとしている企業も出てきている。ユニクロはこれまでパート、派遣労働者によって店舗を回していたが、正社員化も進めている」と指摘し、新しい時代に対応したビジネスモデル構築の必要性を訴えた。 政府は「
先日、あるテレビ番組でタレント・いとうまい子さんとご一緒した。彼女は、二つの顔を持っていることで知られている。 一つはテレビタレント、そしてもう一つは「研究者」の顔。早稲田大学人間科学部大学院博士課程に在籍し、自ら作成するロボットで介護予防を実現することに情熱を燃やしている。 梶原「新宿音楽祭でいとうさん(当時は伊藤麻衣子さん)と仕事したのは何年前でしたっけ?」 いとう「歌手デビューした1983年ですから35年前です」 梶原「ひえ?!」 1983年といえば、スマートフォンどころか、携帯電話(肩掛けタイプ)登場まであと2年、バブル経済の始まりの前であり、もちろん昭和で20世紀だった。まだ生まれてもいなかった読者も少なくない、そんな「昔」だ。 事務所から独立して、厳しい現実に直面本論から横道にそれるが、新宿音楽祭とはラジオの文化放送が年に1度、日本武道館を会場に開く、その年にデビューした新人歌
――米国や中国に比べ、日本は人工知能開発で遅れているといわれています。なぜ日本はこの競争に負けているのでしょうか。 松尾さん それは、日本がインターネットで世界に負けた理由と似ているのではないでしょうか。 一つは、技術の取り入れ方が非常に遅い点。1990年代後半には若者たちが「これからはネットの時代だ!」と言っていたのに、上の年代の人たちが理解しませんでした。「信用できない」「オタクが使うだけ」と否定し、新しいものが生まれなかった。 今もそれは同じです。一口にAI、人工知能といっても、新しい技術の中心であるディープラーニングに対して、従来の分野へのこだわりが強く、拒否感が強い人も大勢います。 もう一つは、若い人が力を持っていない点。若い人が自分の裁量で自在に動けるような社会環境になっていません。彼らに裁量を与えて何かやらせれば絶対に何か起こるんですけど、それをやらせないから変化が起こらない
安倍晋三首相と石破茂元幹事長は17日、自民党総裁選(20日投開票)をめぐり、首相の支援議員が石破派の斎藤健農相に閣僚辞任を迫ったとされる問題で、大バトルを展開した。首相は、辞任を迫った議員はいないとして「(いるなら)名前を言ってほしい」と求めたが、石破氏は「斎藤さんは作り話はしない」と反論した。一方で首相は「『角福戦争』のころは、こんなものじゃない。選挙とはそういうもの」と発言。選挙戦終盤で“圧力問題”がクローズアップされてきた。 首相VS石破氏の激しい討論バトルは17日夜、2人が生出演したテレビ朝日系「報道ステーション」で展開された。 首相を応援する議員が、石破氏を支持する斎藤氏に閣僚の辞表を出すよう求めたとされる問題について、首相は「陣営に聞くと誰も言った人はいないと。(いるなら)名前を言ってほしい」と指摘、斎藤氏の主張に疑問を投げかけた。斎藤氏が事前に「安倍政権の方向は正しい。義理も
麻生財務相は18日の閣議後の記者会見で、日本銀行の黒田東彦(くろだはるひこ)総裁が就任直後の2013年4月時点で、物価上昇率を2%とする目標を「2年程度」で実現するとしたことについて、「『2年以内』というのはまず無理ですよ、と(政府と日銀で)お互いに認識していた」と述べた。 日銀の金融政策の実現性に、財務相が当初から強い疑念を持っていたことを明らかにした形だ。麻生氏は「2%を掲げるのはいいが、責任を感じて、何か不必要なことをやるのはやめた方がいいということで(政府と日銀は)一致していた」とも語った。 黒田氏の就任から5年以上経過したが、物価目標は達成できていない。麻生氏は「長期的になってきた現状を十分に認識し、いろいろな対策をやっていかなければならない」と話した。
自民党総裁選に立候補している安倍晋三首相、石破茂・元幹事長は17日夜のTBSの番組に出演し、司会のキャスターを交えてゴルフをめぐって応酬した。 首相が友人の加計孝太郎・加計学園理事長とゴルフや会食を重ねていたことについて、星浩キャスターが「加計さんは、いずれ利害関係者になる可能性があった。まずかったという気持ちはあるか」などと質問。首相は「利害関係があったから親しくするというのではなくて、元々の友人」と述べ、問題ないとの認識を示した。 星氏は「学生時代の友だちでも、金融庁幹部とメガバンクの頭取はゴルフをしてはいけない」と重ねて指摘。石破氏も「自分が権限を持ってる時はしない、少なくとも。あらぬ誤解を招いてはいけない。私もいますよ、そういう友人は。ですが、職務権限を持ってる間は接触しない」と首相の姿勢を問題視した。 首相は「星さん、ゴルフに偏見を持っておられると思う。いまオリンピックの種目にな
支援の為に訪問した時、殆どの場合、一目で支援が無駄になるか実るか判断がつく。 貧しい上に全く先行きが見えず破滅しかなさそうな人の家は大抵汚い。 ゴミが捨てられておらず、衣類やモノが雑多に置き捨てられているのは、まるで人生を計画的に過ごすことが出来ずに必要な事と必要のない事の分別ができない事の象徴に思える。貧しいながらも整理整頓された、不必要なもののない家で過ごしている人は、そこから抜け出したくて計画的に足掻いていける人が多い。 汚い家で生活していても意に介さない人の大半は、自身の状況のだらしなさが平気だし、平気でなかったとしても状況を整理していく能力に乏しい。そして、大抵の場合、その実家も非常に汚く貧しい。貧困が遺伝していくのは、こういう所から来るんだろうと思う。 もしも、あなたが今は貧しいけれど、自分の子供には自分と同じ苦労をしてほしくないと思っていながらも、十分な教育が施せない状況にあ
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