山形県米沢市の県立米沢興譲館高校3年生の鈴木 皓大 ( こうだい ) さん(18)が山形大工学部の研究者と共同で行った3Dプリンターを使った笛(ホイッスル)の音の研究論文が、欧州の論文誌「マイクロシステム・テクノロジーズ」に掲載された。 鈴木さんが研究成果を生かして高校生対象の3Dプリンター教室で講師を務めたことにも触れており、理数教育の好例として評価されたという。 鈴木さんは中学生の頃からスポーツの試合で審判が吹く笛と、警察官が交通整理などで使う笛の音が少し違うことを不思議に思っていた。 昨年5月、同学部の教員が指導する高校生向け科学教室に入り、笛の音の研究を始めた。研究には同大大学院理工学研究科の古川 英光 ( ひでみつ ) 教授らの研究グループが協力。週に2回、同大工学部に通い、助教の牧野真人さんや研究支援者の斉藤梓さんらの指導を受けながら、3Dプリンターを使い、幅や吹き口の長さが異
![3Dプリンターで笛の音研究…高3論文欧州誌に : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/090ab5b47e96d00b554def5c5cd2913368c2142f/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fphoto%2F20170627%2F20170627-OYT1I50037-L.jpg)