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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (30)

  • 嫌いな人向けの商品開発へ - Chikirinの日記

    先日の 「自動運転車が実現すると、こんなにいいコトあるよー」というエントリの冒頭で私は、「トヨタ自動車まで実験を始めるのだから、いよいよ現実味がでてきた」と書きました。 というのも、つい最近までトヨタ自動車は、“無人運転車”の開発にあまり積極的ではなかったからです。 トヨタはこれまで進めてきた、車にセンサーを付けて車間距離をコントロールしたり、自動ブレーキで衝突を防止するしたりする機能の開発は、すべて「より安全な車をつくるため」であって、「無人で走行する車を作るためではない」と主張していました。 ・バックしようとした時、後ろに人がいたらセンサーが自動で検知してストップするとか、 ・車間距離が詰まりすぎたら自動的にスピードを落とすとか、 ・目の前に突然、人が飛び出してきたら自動でブレーキがかかるとか、 それらはすべて、無人運転車の開発が目的なのではなく、自動車事故を減少させる(できればゼロに

    嫌いな人向けの商品開発へ - Chikirinの日記
    Sion96
    Sion96 2015/11/30
  •  「人生の時間配分」 = 「どう生きるか」 - Chikirinの日記

    先日“「ゲームは一日15分」の時代背景”というエントリを書いたら、「我が家はこんなルールでした」というツイートをたくさんいただきました。(Thanks!) 子どもの教育や育て方に関しては各家庭に様々なルールがあり、どれかのみが正しいということはありえません。 ゲーム機も買い与えず、一切ゲームをさせないという方針で育てたら、子どもが勉強にも運動にも積極的に取り組み、期待通り文武両道の優等生になることもあるだろうし、 そういうものに一切触れずに育ったがために、将来、巨大な成長産業となるゲーム関連分野に興味もセンスも持てない、みたいなことも起こりえるでしょう。 何が良くて何が悪いかなど結果論に過ぎず、親は子供のために良かれと思ってそうしているのだから、 子どもから見て(それがたとえ結果的に、イマイチな教育方針だったとしても)、それで親を怨むようなことはありません。 子どもに必要なのは正しい教育

     「人生の時間配分」 = 「どう生きるか」 - Chikirinの日記
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    Sion96 2013/04/21
  • いつまで働くの、みんな・・・? - Chikirinの日記

    去年の8月に成立して、今年の4月1日からいよいよ施行される「改正・高齢者等の雇用の安定等に関する法律」(既存の法律の一部改正)。 成立した時も話題になってたけど、これってほんとにエグイよね。 週刊 東洋経済 2013年 1/26号 [雑誌] 出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2013/01/21メディア: 雑誌 クリック: 8回この商品を含むブログ (2件) を見る 簡単に言えば、これからは正式に「定年を60歳から65歳に延長します」ってことなんだけど、それだけでなく、 ・「希望する全員を65歳まで雇い続ける必要がある」とか、 ・「グループ会社にも同じ仕組みを適用しろ」=子会社はもちろん、関連会社に社員を移しても義務を逃れられない ・「義務を守らない会社名は公表する」 などと、めっちゃ気合が入ってる。 65歳まで、グループ会社の社員も含めて全員雇えなんて、それなりに強く言わないと

    いつまで働くの、みんな・・・? - Chikirinの日記
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    Sion96 2013/02/27
    狂ってるよねこの国。とにかく長時間働け!死ぬまで働け!働け働け働け!だもんな。ブラック社会
  • 未来の働き方について、もっとずっと考えたい - Chikirinの日記

    先日、『ワークシフト』というを題材に、ツイッター上でSocial book reading with CHIKIRIN というイベントを開催しました。 事前アンケートには781名が回答、2時間で3000ものツイートがなされ、ツイートせず読んでいただけ、という人も含めると相当数の方が参加されたと思います。 多くの書店さんが告知に協力してくださり、著者のリンダ・グラットン教授からはビデオメッセージも頂きました。そしてなによりも、参加してくださった皆様に心から感謝しています。 さて、この件について、ちきりんが思ったことを備忘録的にメモっておきましょう。 <議論用プラットフォームが必要> 私も含め、多くの人が開始直後に「これをリアルタイムで追いかけるのは無理!」と気がつきました。 開始と同時にハッシュタグをつけたツイートが集中し、どんなツイッターソフトを使っている人でも、それらを追いながらインタ

    未来の働き方について、もっとずっと考えたい - Chikirinの日記
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    Sion96 2012/10/11
  • 新刊、本日発売です! - Chikirinの日記

    『社会派ちきりんの 世界を歩いて考えよう』が日発売です! “ちきりん”の一貫したテーマは「考えること」です。一冊目の『ゆるく考えよう』は「どう生きるべき?」について考えたことをまとめ、二冊目の『自分のアタマで考えよう』は、「考える技術」そのものを、様々な社会問題を事例にとって解説しました。 そして今回は、私が20歳の頃から世界を歩き、考えてきたことをまとめたです。 詳しい目次などは、こちらのエントリをご覧ください。 社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! 作者:ちきりん大和書房Amazon 先日、知人と話している時、 「人生と旅という、自分にとっての大事なふたつのことについて、が出せて幸せだよん!」 と話したら、その人は、 「おかしなこと言うね。人生と旅は並列じゃないでしょ。普通、旅は人生の一要素でしょ?」と・・・『自分のアタマで考えよう』の「第六章レベルを合わせて考えよう!」で書

    新刊、本日発売です! - Chikirinの日記
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    Sion96 2012/05/18
    さて、書店に行くか。出てるかな
  • キャリア形成における「5つのロールモデル」メソッド - Chikirinの日記

    先日、「エンジニア人生のリアル」というエントリで、フラッシュメモリ関連の研究者である竹内健先生(中央大学教授)の御著書を紹介しました。 またそのご縁により、竹内先生と対談もさせていただき、内容がダイヤモンドオンラインに掲載されました。こちらも好評で、合計80万PV近い閲覧があったそうです。 その対談の中で私は、エンジニアのキャリア形成について、下記のような考え方を述べています。 私はエンジニアの人に、キャリアのロールモデルを5つぐらい提示して選んでもらったらいいんじゃないかと思ってるんです。 たとえば、第一の道として、「この分野に関してはコイツの右に出る奴はいない」みたいなオタクエンジニアになる道。狭く深い知識で生きていくことになるから社内での出世は難しいけれど、ノーベル賞を取るぐらいの勢いで頑張る人なら挑戦していい道だよ、と。 2つめに、そこまで高い技術力はもっていないけれど、トレンドに

    キャリア形成における「5つのロールモデル」メソッド - Chikirinの日記
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    Sion96 2012/05/12
  • キャリアのVSOP - Chikirinの日記

    誰に聞いたか、何で読んだのか、覚えてないのですが、ずっと昔に聞いて「なるほどその通りかも。おもしろい!」と思ったのが「キャリアのVSOP」という話。 VSOPはブランデーの等級を表す言葉ですが、それにひっかけ、各年代でどうキャリアを積んでいくべきか、アドバイスする話です。 <V:20代はバラエティ> 20代で大事なことは、とにかく多彩な経験を積むこと。 自分が何に向いているか、やってみないとわからない。 あまり頑なに「自分はこれが向いているはず」と思い込み、それ以外のコトは見ない、触れない、みたいな生活をしないこと。 小さい頃から憧れてた職業に就くこと以外なにも試さない人がいるけど、世間をまったく知らない子供の頃の夢に固執しすぎるのもどうかと思う。 それは天職かもしれないが、単なる子供っぽい思い込みかも知れないのだから。 20代にあれこれやってみるのは、決してリスクなんかじゃない。 多彩な

    キャリアのVSOP - Chikirinの日記
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    Sion96 2012/04/15
  • 変わらない。替わるだけ - Chikirinの日記

    人にとっても組織にとっても、「変わる」ことは簡単なことではありません。 特に日ではあまりに「変わる」のが難しいため、「替わる」方が「変わる」より早く起こることもあります。というか、「替わる」を待たなければ何も変わらないことさえある。 たとえば日の大企業や公務員組織には、明らかに給料が高すぎる正社員がたくさんいます。でも彼らの給与を(下げる方向に)変えるのは非常に難しい。 だから経営者は彼らの給与は変えずに、新規に雇う人を非正規雇用に替えることにより、少なくとも今後雇う人に関しては給与を適切なレベルまで下げようと試みます。 弱者を支援する人は「非正規社員の給与・待遇が低すぎる」と言いますが、経営者からみれば「いや、そっちは妥当な額です。正社員の給与・待遇が高すぎるだけ」というのが音。 労組の反対により正社員の給与を変えるのが難しいなら、労組が守らない雇用形態の労働者に少しずつ入れ替えて

    変わらない。替わるだけ - Chikirinの日記
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    Sion96 2012/02/01
    "企業も個人も同じ。変われば生き残れるのに、変わらないから替えられてしまう。"
  • 中途半端に変わる必要はないです。そのままどうぞ! - Chikirinの日記

    一つ前のエントリで、今年のキーワードは「見限る」だと書きました。今日はその続きです。 何かの問題を解決する方法には、状況を「改善する」アプローチと、状況を「見限る」アプローチがあります。ちきりんは、後者の方が、圧倒的に早くよい結果につながると考えています。 たとえばグローバル化の進展を見越し、海外大学への進学を目指す高校生が出始めています。この状況において東大など日の一流大学がチマチマと改善を進めるよりは、「改革が全く進まず、結局何も変わらない」状況に陥ったほうが、日のためになります。 なぜならその方が、より多くの高校生が「こりゃアカン!」と理解して、海外の大学を目指すようになるからです。東大が9月入学を始めたり、ほんのちょっと英語の授業を増やしても、そこで得られるものは、MITやスタンフォード大学への進学で得られるものにはほど遠いです。 だったらしょうもない改善が行われるより、「東大

    中途半端に変わる必要はないです。そのままどうぞ! - Chikirinの日記
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    Sion96 2012/01/17
    素晴らしい発想の転換。目の鱗が落ちた。"日本は変わらなくていいんです。個人が変わればいいだけなんです"
  • 今年のキーワードは「見限る」 - Chikirinの日記

    年末に取材を受けたプレジデント誌 2012年 1/2号 で「今年のキーワード」を教えてくださいと言われ、ちきりんは「見限る」と答えました。 昨年来、多くの人がいろんなものを“見限り始めた”と感じたからです。 日人は世界で稀なほど“お上”や“権威あるメディア”への信頼度が高い国民ですが、昨年起こった福島の原発事故を経て、いよいよそれらを「見限った」人も多いでしょう。 将来、他の原発で何か起こった時、政府やNHKが「爆発はしません!」「メルトダウンなんてありえません!」、「直ちに健康に影響はありません!」と連呼しても、それを素直に信じる人は相当少なくなりそうです。 原発事故は、霞ヶ関、永田町、そして経団連を含めた既存の政治体制、日の権力当事者に対する不信感も大きく増幅させました。 それにしても、原発事故が起こった時、リーダーシップの“リの字”も見せなかった監督官庁、経済産業省にはあきれまし

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    Sion96 2012/01/14
  • ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記

    会社で働いていた頃、「この人、すごいっ!」と思う人にたくさん出会いました。 中でも私が一番感心したのは、「超ギリギリのタイミングまで、まとめに入らない人たち」です。 なんでもそうですが、何かを作り上げる時には「作る」+「整える」という二段階の作業が必要です。 最初の「作る」は「中心的な価値」を生み出す作業で、 後半の「整える」は、生み出した価値をお客様に説明しやすく&売りやすくするため、細部や体裁を整え、きれいにパッケージする、みたいな作業です。 この「作る」から「整える」に移行するタイミングを「まとめに入る」と呼びます。 たとえば 10日後に締め切りの企画書があるとしましょう。 このとき、デキる人は最初の 9日間は「まとめ」についていっさい意識せず、思考をどんどん発散させて、考えることに集中します。 一方、6日目くらいからは「まとめ」を意識して「落としどころ」を探りに入る人もいます。これ

    ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記
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    Sion96 2011/11/24
  • 「先進国生まれ」という既得権益を守るためのデモ - Chikirinの日記

    あちこちの先進国で、格差反対デモが起きています。ちきりんが滞在中のローマでも先週土曜に大規模なデモが起き、逮捕者だけでなく死者まで出たとのこと。かなり大規模な騒動だったようです。(今は平穏に戻っています。) “アメリカンドリーム”とやらを誇っていた国で格差反対デモが始まったり、グローバリゼーションが大嫌いな、日の“デモ好きな人達”が、グローバル・デモに同調しているのも興味深いことに思えます。 その一方で、イタリアを旅行中のちきりんが今回やたらと目にするようになって驚いたのが、「インド人の団体旅行客」です。 今までも“海外旅行をするインド人”には、よく出会いました。でも、その多くは、超リッチなファミリーや一流ビジネスマンで、彼らは個人旅行や家族旅行をしていたのです。 こういう人たちが免税品店でブランドものを買う様子をみていると、ちきりんよりよほどお金持ちに見えたし、下手をすると「家に象を飼

    「先進国生まれ」という既得権益を守るためのデモ - Chikirinの日記
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    Sion96 2011/10/18
    "これまで、格差は「国と国の間」にありました。けれど今、「国と国の格差」は急速に縮小しつつあり、「個人と個人の格差」に置き換えられようとしています。"
  • クックパッドはもっと世界にでていこう! - Chikirinの日記

    インターネット上にレシピ情報が充実して以来、材の買い方が変わりました。 たとえば、最近は知らない魚を買うのも躊躇しません。 以前は、下処理や料理法がわからないため、よく知ってる無難な魚ばかり選んでいましたが、今は、とりあえず新鮮そうなら知らない魚でも買ってみます。 名前さえわかっていれば、調理法はネット上で見つかるからです。 また、特殊な調味料が残っている時も、検索するとその調味料を使った料理が見つかるので、期限までに使い切るのもラクになりました。 ほんとに便利になったものです。 さて、ネット上のレシピ情報といえば、王者“クックパッド”様なわけですが、ちきりんもここのレシピはよく使います。 ナンプラーを使ったベトナムふうのソースの調合とか、すごくおいしいです。 → ちきりんお気に入り クックパッドのベトナム万能たれ 先日は取材にも行きました。 ちきりん@クックパッド でもこのクックパッド

    クックパッドはもっと世界にでていこう! - Chikirinの日記
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    Sion96 2011/10/02
    とても素敵な考えだと思う。 "大事なのは「おいしい日本のご飯の味」を世界に広めること。定着させること。忘れさせないこと"
  • 「虚構の自由度」、そしてその価値 - Chikirinの日記

    先日ご紹介した『ハゲタカ』の著者、真山仁さんのもうひとつの名著『ベイジン』を読了。『ハゲタカ』とはまた違う意味で衝撃的でした。この、今のタイミングで日人が読むとかなり複雑な気持ちになると思います。 〜以下、ややネタバレ気味に『ベイジン』のあらすじが書かれています。あらかじめご了解の上お読み下さい。〜 2008年に出版されたこの小説は、中国が北京オリンピックにあわせて世界最大の原子力発電所を稼働させるという計画をたて、そのために指導顧問として日から派遣された原子力技術者が、中国技術者を指導するという話です。 その中で一貫しているのが、「世界最高の技術力をもち、世界で最も安全な日の原子力発電」の関係者が、「中国の危ない原発の建設&運営を指導する」というトーン。中国人労働者や技術者がいかにいい加減か、日技術者がいかにきまじめで安全に気を遣っているかが、延々と描かれます。 ちきりんは

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    Sion96 2011/09/05
  • 超有望ビジネス)高齢者向け宅配ごはん - Chikirinの日記

    私は過去に何回か、「これから高齢者向けのビジネスは可能性あるよねー」というエントリを書いています。 <関連過去エントリ> ・「高齢者ビジネスあれこれ」 ・「“若者的なる者”が消費するという概念」 なんたって、今後、高齢者は増え続けます。 2050年の日には、20才から 39才までの合計人数が 1658万人なのにたいして、75才以上が 2373万人も存在するのです。 65才以上でみたら 3763万人と人口の 4割です。 ・衝撃のグラフ → 「日の将来の年齢別人口」 先日発表された 2010年の国勢調査結果(速報)で、「単身世帯」の割合(約 3割)が世帯種別の中で初めて最大になったと報じられましたが、長生きしたら最後はみんな「高齢単身世帯」です。 相当の子だくさんでもないかぎり、今の中高年以下の人が 75才になった時に息子や娘夫婦と同居してる可能性は低いです。 おおざっぱにいって今 40才

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    Sion96 2011/08/20
  • 暴動@東京はいつ? - Chikirinの日記

    ロンドンでの大きな暴動。ようやく収束したみたいですね。あんまり詳しくは見てないのですが、このニュースを聞いて、「あたしも普通の寿命くらいまで生きたら、きっと東京でもこういう暴動を見ることになるだろうなー」と思いました。 そういえば2005年にはパリを含むフランスで大暴動があって、当時はまだ内相だったサルコジおじさんが「社会のクズどもめ!」って怒りまくってましたね。 中国ではあっちゃこっちゃで暴動じみたことが起こるし、アメリカもプチ略奪含め定期的に暴動があるけど、パリやロンドンでこれだけ大規模なのが起こるようになったら、だいたい20年ラグくらいで東京でも起こるかなーって思います。 ちきりんも二十年も前ですがカリフォルニアに住んでいた時、都市暴動を2回ほど見ました。一回は、ロスで白人の警官が、スピード違反をした黒人男性を寄ってたかってボコボコにしたのがきっかけでした。その様子をビデオに撮ってた

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    Sion96 2011/08/16
  • 将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記

    最近、若くして起業していたり、小さいけど伸び盛りの会社で働いている若い人から、日の大企業について「驚いた」「あんぐりした」的な話を続けて聞きました。 たとえば「なにかコラボできるんじゃないか」と先方から言われたので話を聞きにいくと、最後には「まあ、半年くらいかけてじっくり検討していきましょう」と言われてのけぞったとか、 向こうから呼び出しておきながら「うちと取引したい会社は五万とある」とエバリくさってるのはどういうコトなんでしょう? と。 そういう話を聞いて「まっ、日の大企業ってのはそんなもんなのよ」と説明しながら、内心では「なんか既視感ある会話だなー」と思ってたんです。 よく考えたらコレ、欧米企業に勤める海外のビジネスパーソンが(昔)言ってたのと同じなんです。 ちきりんが通ったカリフォルニアの大学院の同級生は、半導体やらITやらシリコンバレーの会社に職を得たり、東海岸で金融やコンサル

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    Sion96 2011/08/08
  • チャンスはいきなりやってくる - Chikirinの日記

    今は世界でも評判の高い日車ですが、日車が世界で売れ始めたのは 1970年代の“オイルショック”がきっかけです。 オイルショック前には日車なんて、おもちゃみたいなモンだと思われてた。 ところが石油がいきなり高騰したため、車無しでは生活できないアメリカ人の多くが、燃費の悪いアメ車を “緊急避難的に” 手放し、日車に買い換えたんです。 そして「石油が高いから仕方なく買い換えた日車」が、「実は品質もアメリカ製より優れてるじゃん!」と気がついた。 オイルショックがなければ、日車が世界で売れ始めるタイミングはもっとずっと遅かったでしょう。 とはいえ、「オイルショックがあったから日車が今の地位を築いた」のではありません。 オイルショックは“突然訪れたチャンス”ではあったけど、それによって消費者に「たとえ石油が安くなっても、日車のほうがいいかも!」と思わせたのは、日車の実力です。 もし「

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    Sion96 2011/06/07
  • ちきりんの初「帯コメント」! - Chikirinの日記

    今日は英語に関するエッセイの紹介です。 坂之上洋子さんという海外経験の長いブランドコンサルタントの方が2003年に出された「犬も歩けば英語にあたる」というの新装版です。 なーんと、ちきりんが楽天の三木谷浩史さんと並んで、帯コメントを書いています。 ↓ それにしても、まじなのか と思いますよね。 ちきりんブログがになることは想定内でしたが、誰かのの帯コメントを書くなんて、かなり想定外です。 こんな誰も知らん人が帯コメントを書く意味とかあるんかいな。 と今でも思います。 でも、これがまたいいなんです。(だから帯を書かせて頂いたんですけど。) 坂之上さんがNYなどアメリカで働いたり、生活されたりした頃の様子がエッセイふうに綴られていて、そのシーンの中で使われる英語表現があれこれ紹介されています。どれもごく短い英語文ばかりで、日語訳もついているから簡単に理解できるし、なんといっても表現

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    Sion96 2011/05/29
  • エアコン設計にみる昭和的発想 - Chikirinの日記

    先日、エアコンクリーニングのプロの人に教えてもらった話の中で、もっとも興味深かったのが最近流行の「お掃除ロボ付きのエアコン」について。 そもそも「エアコン内部がかなり汚れてる」ってことには昔から消費者も気がついていて、だからこそ洗浄スプレーや高圧洗浄など、エアコン掃除グッズ&サービスが大人気なわけです。 そりゃあそうだよね。だって明らかにカビ臭いもん。フィルター掃除だけではキレイになってない。 でもエアコンを作っているメーカーは、今までそのニーズに全く対応してきませんでした。 「高圧洗浄でも洗浄スプレーでも、消費者の方で勝手にやれば?」みたいな感じ。 だからエアコンは「分解して洗浄し、再組み立てすることを前提としない造り」になっているわけです。 何かを組み立てたことのある人ならわかると思うけど、「一回組み立てたら、あとは壊すまで分解しないもの」と 「分解して再度組み立てることを想定したもの

    エアコン設計にみる昭和的発想 - Chikirinの日記
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    Sion96 2011/05/21