このところのエコナ騒動で、消費者団体が「大活躍」しています。エコナは発がん性がある欠陥商品、トクホなんてとんでもない、トクホをとりけすべきだ、エコナを闇に葬れという強い声。結局、製造販売元の花王が、発売中止・トクホ取り下げという対応をして、一応の結論を見たようです。 エコナの安全性については、このブログや他のブログでも取り上げているように、(参考:エコナ問題で、花王に足りないもの。)現段階では取り立てて大きく心配するようなものではありません。企業側の説明の仕方が足りなくて消費者によけいな心配をかけた、というのが、エコナ問題の本質です。 ところが、消費者団体はこの本質を見逃し(もしくは見つけることができずに)、単なる感情論で突っ走ってしまっているような気がしてなりません。 そして、消費者団体は製品の危険性の話のみを前面に出すことで、消費者の不安を更にあおったのではないか、と思うのです。「きち