タブレット型多機能端末のデザインをめぐり、米アップルが韓国サムスン電子を訴えていた訴訟で、英高等法院は9日、「サムスンの商品はアップルほど格好良くない」としてサムスンの特許侵害を認めず、訴えを退けた。ロイター通信が報じた。 デザインの類似性をめぐる両社間の訴訟は世界各国で起きているが、優劣を理由とした判決は珍しいとみられ、勝訴したサムスンにとっては複雑な判定となった。サムスン側は「当社の知的財産を認めるものだ」と歓迎している。 争点となったのは、アップルのiPad(アイパッド)とサムスンのギャラクシータブの類似性。判決は「前から見ると同じ系列に見えるが、サムソンのデザインにはアップルが持つ控えめで極端なシンプルさはない」と理由を説明した。(共同)
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NHK教育(Eテレ)は、同局の子供向け教育番組「おかあさんといっしょ」の長寿コーナー「パジャマでおじゃま」の着替えシーンに、11月からモザイク処理を施す。昨今高まる児童ポルノ取り締まりの流れを受けての対応としている。 関係者によると、今年8月、インターネットを通じて児童ポルノを違法配信したとして県条例違反で逮捕された静岡県の小学教諭(47)の自宅アパートを捜索したところ、「ザ・ベスト・オブ・パジャマでおじゃま」というタイトルのビデオを発見。男児・女児が下着からパジャマに着替えていく様子を収めた「パジャマでおじゃま」コーナーだけが全20巻に渡って延々と録画されていた。 静岡県警の発表を受け、NHKを所管する総務省は今年9月、内外の有識者を集めた「パジャマでおじゃま検討委員会(パジャおじゃ委員会)」を発足し、コーナーの存続について議論を重ねた。 パジャおじゃ委員会は10月、「コーナーそのものに
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