2016 - 12 - 09 今のネットで作品を批判できない理由 一般に承認されている意見に対して抗議する人々、或いは、法律乃至世論がそれを許すならば抗議するであろう人々が、もし存在するならば、われわれは彼らのその抗議に対して感謝し、われわれの心を開いて彼らの言葉を傾聴しようではないか。 -J・S・ミル『自由論』 最近、どうしても気になってることがあって、ここで一つハッキリさせておこうと思う。 他人の前で、作品を批判してはならないのか? 私は全く問題ないと思う。 そう考えるに至った経歴と根拠を述べよう。 東宝広報によれば『君の名は。』最大のヒット要因は、SNSだったという。私自身、こうしてブログで作品の批評を並べるくらいだし、こうした流れは歓迎している。 だが感想の数ばかり増え、質は落ちてきてはいないか。安易な賛美だけ迎合され、僅かでも批判的な意見は容赦ない制裁が下される。その結果、一部の
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