ここ数週間にわたり、政府主導で携帯電話の利用料を下げさせるニュースが飛び交っている。安倍首相が総務大臣に指示するほどのことなので、2016年にはなんらかの変化は起こるとは思うが、本当に安くなるのだろうか。格安SIMを使わなくても格安なスマホライフは実現するのだろうか? 格安SIMほど安くなるのは期待できない 現在報じられていることを総合すると、全体的な大幅値下げが行なわれるのではなく、月額利用料が5000円以下の選択肢を作り、5000円以下とされるプランでは月間の通信容量が1GBにする、いうことのようだ。 現在、3大キャリアはほぼ横並びで、そのうちNTTドコモでLTEのスマートフォンを持つ場合、月額基本料が2700円、2GBのパケット代が3500円、プロバイダーが300円の月額合計6500円+ユニバーサルサービス料+消費税の7022円が基本的な最低ライン。これには「国内音声通話が定額」とい
![2016年にスマホの"実質0円”はなくなる? そして格安SIMはどうなる!? (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4e91d1c2cba2c1815058026ae0e3277ac9fc513e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2015%2F12%2F24%2F480087%2Fl%2F658075efc9f2dc55.jpg%3F20200122)