18日夜〜19日朝、福岡県志免町と福岡市博多区にある中華料理店3店と中国系企業が入るビルの計4カ所で、投石によって窓や玄関ドアのガラスが割られる事件が相次いだ。けが人はいなかった。福岡県警は、中国での反日デモに反発した同一犯による可能性も視野に、器物損壊容疑で捜査している。 県警によると、中華料理店3店は18日午後10時50分〜同11時半ごろ、いずれも近くにいた人が物音を聞き通報。うち1店では、3人が走って逃げる様子を通行人が目撃した。一方、博多区のビルは朝に出社した会社関係者が被害を確認した。 被害を受けた博多区の男性店長(64)は「私も従業員も日本人で、とばっちりを受け頭に来る。尖閣問題はみんな冷静に考えるべきだ」と肩を落としていた。【近松仁太郎、尾垣和幸】
【ワシントン時事】「米国民の47%を占める非納税者は、何があってもオバマ大統領を支持する。彼らを気に掛けるのは私の仕事ではない」。共和党のロムニー大統領候補がこんな発言をしていたことが明らかになり、物議を醸している。億万長者の同氏だけに、対立陣営に肩入れする低所得者は切り捨てるとばかりの「失言」は打撃となりそうだ。 リベラル系の「マザー・ジョーンズ」誌が17日、隠し撮りしたロムニー氏の演説の映像をネット上に公開したのが発端。同誌は、高所得者を対象とする非公開の資金集め会合で問題の発言が飛び出したと報じた。 ブルッキングス研究所によると、米国民の46.4%は所得税を納めていない。これを念頭に置いたとみられるロムニー氏は「国民の47%は政府に依存し、政府が面倒を見るのは義務だと思っている」と指摘。自身が公約した減税とは無縁のため、支持も見込めないとの認識を示した。
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