なぜ物語の少年少女が「学園」に呪縛されるようになったのか - Togetterまとめ このまとめの最初のあたりで芦辺拓氏が例に挙げている作品の刊行年は以下のとおり。 小林芳雄と少年探偵団 →『怪人二十面相』1936年 西條八十の白ばと組 →『あらしの白ばと』1952年 高木彬光の古沢姉弟 →『覆面紳士』1950年 森下雨村の池上富士夫 →『少年探偵富士夫の冒険』1923年 横溝正史の御子柴進 →『幽霊鉄仮面』1937 まず、このくらいのスパンの話だということを理解しておいてほしい。 たかだか十年前と比較するくらいの感覚で「最近のラノベ作家は楽をしたがるから」などと言っていると論点がズレてしまう。 さて、そもそも「昔は学園ものは少なかったが今は学園ものばかり」というのはラノベだけの問題なのだろうか。 Wikipediaの「学園漫画」の項には以下のように書かれている。 少年少女を主人公とする作