タグ

野次馬ライトスタンドに関するSonnier_tanのブックマーク (77)

  • 横浜ファンが作ったデスマッチ団体。FREEDOMSの夢は“聖地”ハマスタ。(村瀬秀信)

    男の意地と意地。魂と魂を削り合う音がした。 束になった蛍光灯が脳天を叩き割り、額から鮮血が飛び散った。 剃刀やノコギリが刃を光らせる十字架のボードに身体を叩きつけられ、ガラスの塊が宙を舞う。 そうかと思えば、キャンバスにばらまかれた画鋲の上に、男気を見せるとばかりに自ら体を叩きつける。キャンバスはめくれ、高所からダイブし、奈落へ落ちていく。さらにルアーだ! 剣山だ! サボテンだ! 次々と現れるアイテムが全身を切り刻み、破片を肉体に喰い込ませながら血まみれの男が雄叫びを上げると、ホールの観客から悲鳴にも似た声にならない歓声が湧いた。 次の瞬間に何が起こるのか、いや現時点で何が起こっているのかすらわからない。ただ、これまでに感じたことのない、どうしようもない衝動に魂が突き動かされ、気が付いた時には、声は涸れ、涙を流していた。 これが、デスマッチなのか――。 はじめての衝撃に打ち震えたまま、彼の

    横浜ファンが作ったデスマッチ団体。FREEDOMSの夢は“聖地”ハマスタ。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2015/09/15
    >「ハァハァ……それで、今日ベイスターズは勝ったんですか?」  ……この人は、血を流しながら何を言っているのだろうか。
  • DeNAが配布した12万個のヘルメット。使い道はインテリア、照明、呪術!?(村瀬秀信)

    筆者はヘルメット2つを4月12日に行なわれた東京野球ブックフェアの売上金入れとして活用しました。残りの3つはまだ部屋の中に堆積。 ヘルメット 【Hell-met】 1、かつて地獄に出会ったことのある人や球団が、再びその災厄によって思考停止状態に陥らないように頭部を防護するプラスチック製の御守り。有名な例では2015年の開幕戦に横浜DeNAベイスターズが過去の厄払いを兼ねて入場者に配ったものがある。2、駒田徳広が守備中にかぶる帽子。 ……というのは、4月1日に書いたウソの解説であるのだが、今年の開幕6連戦で横浜DeNAベイスターズが、総計12万個のヘルメットを入場者に無料配布したというのは、ウソのような当の話であった。 その話が表沙汰になったのは今年の1月26日。横浜市開港記念会館で行なわれた『次の、横浜DeNAベイスターズ発表会』でのこと。今季からチームカラーが海と港をイメージした『横浜

    DeNAが配布した12万個のヘルメット。使い道はインテリア、照明、呪術!?(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2015/04/24
    >毎日がI☆YOKOHAMAです!」(東京都・杜野まこさん)
  • ヤクルト芸術家、まさかのブレイク!?真中新監督もながさわ画伯の毒牙に!(村瀬秀信)

    東京・新宿区で行なわれた個展会場にて、取材陣にポーズを求められるながさわ画伯。いつになく晴れやかな笑顔だ。 ブレイク寸前、というべきなのだろうか。2014年、ながさわたかひろ。ヤクルト芸術家としての活動についに光が差し始めた。 フジテレビ「アウト×デラックス」出演 NTV「ぎゃっぷ人」出演 TBS「櫻井有吉アブナイ夜会」出演 BS朝日「いま日は」出演 テレビ東京「ネオスポーツ」出演 ニコニコ生放送「笑福亭べ瓶のスワローズ一色!!」レギュラー獲得 読売新聞日曜版「オンリーワン」掲載 「月刊丸ごとスワローズ」(サンケイスポーツ)イラスト掲載 ゆるすぽweb(共同通信デジタル)育成枠指名レギュラー獲得 ながさわのイラスト(山田・小川・バレンティンなど)を使用したパネル、マグカップなどのグッズが発売。 初の画集「プロ野球画報」(ぴあ)が12月15日に発売。 等々。 まるでスター・ウォーズのオープ

    ヤクルト芸術家、まさかのブレイク!?真中新監督もながさわ画伯の毒牙に!(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2015/02/11
    >トライアウトと公言して他球団からの獲得オファーを待ち、実際にベイスターズ中畑監督から「なぜヤクルトなんだ、うちに来いよ」と非公式に誘われたりもした。
  • ベイ戦士よ、ブラジル音楽を聴け!東京の裏路地から愛を込めて。(村瀬秀信)

    クジラのマークの大洋レコード。9周年を迎えたばかりだが、南米音楽が気になる者にとっては避けては通れない名店のひとつだ。 我らが日本代表は、残念ながらグループリーグ敗退となってしまいましたが、ワールドカップブラジル大会は決勝トーナメント真っ盛り。国民の皆様におかれましては、引き続き寝不足に陥りながら熱い声援を送られていることかと存じます。 地球の裏側に位置するブラジルでの今大会。日本代表が負けてしまったからもういいやではなく、せっかくなのでこの機会に南米の文化をもう少し学んでみては如何だろうか。 というわけで、今回の野次馬ライトスタンドは、いろんなものを振り切って、東京は神楽坂にある全国でも非常に珍しい、ブラジル・アルゼンチン等の南米音楽専門レコード店を営む伊藤亮介さんに南米音楽の魅力とおススメのアーティストを紹介していただくことにした。 ブラジル・アルゼンチンの音楽といえば、サンバ・ボサノ

    ベイ戦士よ、ブラジル音楽を聴け!東京の裏路地から愛を込めて。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2014/07/05
    >――あの、レジに飾ってあるこのサイン……向こうのアーティストさんのですよね。誰のなのか聞いてもいいですか?「ホソヤマダですよ。今日はTシャツもホソヤマダですよ」
  • なぜDeNAがグリエルを獲得できたか?池田球団社長が語るキューバ道中記。(村瀬秀信)

    ウェールカーム、グーリエル。今日このときー。わかーいボクーらはまっていたのさー♪ ウェールカーム、グーリエル。横浜に響き渡るよ、このーうたーごえー♪ 横浜地方では若いベイスターズファンがそんな歌をうたいながら、キューバの英雄の来日を今か今かと待ち望んでおります。 世界最強との呼び声も高いキューバ野球の英雄にして至宝。打ってよし、守ってよし、走ってよし、さらに顔も家柄もいいという偉大なるプレイヤー、ユリエスキ・グリエル。 その彼が、29歳という脂の乗り切った年齢にもかかわらず、横浜DeNAベイスターズに入団するという報道がされたのは今年の5月。以来、横浜の話題は「あのグリエルが来るんだって?」「それは何かの間違いだろう」「グランかグリンかグスマンあたりの類似品だ」「グエムルとかいう朝鮮の怪物だ」「ベイスターズが一釣りした大物外国人なんて、中身が吸い取られているに決まっている」「どこかに爆弾

    なぜDeNAがグリエルを獲得できたか?池田球団社長が語るキューバ道中記。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2014/06/17
    >グランかグリンかグスマンあたりの類似品/YAH YAH YAH(←ビートルズの方)
  • いつも心に“大洋”を!異能の脳外科医・近藤惣一郎の半生。(村瀬秀信)

    人生は、荒波SHOW。 寄せては返す大波小波、試練と忍耐の連続であるのだと、この数カ月の間にわが身に降りかかった災厄を振り返り改めて実感している今日この頃。 連載を休止しているこの間、父が死病の宣告を受け、は子を連れて実家へと帰って行ってしまった。いいことなんてあるわけがない。あっても38年に一度だという大洋メンタリティを備えた筆者とて、流石に今回のことに関しては、ヘコんでいる。 人生と野球は良く似ている。上手くいったと思ってもその通りに行った試しがない。そう、最下位脱出を果たして、戦力が整い上を目指せると思った途端に、モーガンが去り、鶴岡が阪神に獲られる。これぞ大洋。これぞ人生。この球団はDeNAになった今とて、まったくもって安穏とさせてはくれない。 そんなどん底の最中で、お会いしたのが近藤惣一郎氏だった。 「アジアを取り仕切る謎のフィクサー」な出で立ち。 浅黒く日焼けした肌に、腰まで

    いつも心に“大洋”を!異能の脳外科医・近藤惣一郎の半生。(村瀬秀信)
  • 「谷繁さんは横浜に必要だった」――。恒例・もつ鍋わたりの2013年大総括!(村瀬秀信)

    楽天の初優勝で幕を閉じた2013年も残り数えるほどとなりました。 今シーズン敗れたチームは、忘年会で一刻も早く忘れたい悲しい思い出を、煮えたぎる鍋に投入したくてウズウズしているのではないでしょうか。 そんな気分になったら、東京・国分寺。再開発でだだっ広くなった北口の荒涼とした空地の片隅にある、もつ鍋の名店「もつ鍋 わたり」がおススメ。 ここの店主・中野渡進氏は“ミスター社会人”ことHONDAの西郷泰之氏を、ピーニシと気安くあだ名で呼んでしまう恐れ知らず。 このオフ、谷繁元信選手が中日ドラゴンズのPマネに就任した瞬間に、読者から『わたりが聞いてる谷繁就任話の舞台裏が聞きたい』とのかなり気のメールが多数舞い込んだので、今回の野次馬ライトスタンドは、中野渡進氏による2013年総括をお送りする。 「ジョン・ターニー情報なら教えてやろうか?」 ――さて、谷繁さんがPM就任ですが。 中野渡(以下略)

    「谷繁さんは横浜に必要だった」――。恒例・もつ鍋わたりの2013年大総括!(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/12/29
    >「ジョン・ターニー情報なら教えてやろうか?」/「所沢でのCSの時にロッテの根元がついに店に来てくれたことだな」
  • “戦力外”ながさわたかひろが個展?「これは野球美術家のトライアウト」(村瀬秀信)

    12月、神楽坂。 美術家・ながさわたかひろは、3日からはじまる個展に向け夜通しで最後の準備作業に追われていた。 そこには今季の東京ヤクルトスワローズ144試合を描いた「ぬりえ」をメインに、ながさわが選ぶ一軍ベンチ入りメンバーをひとりひとり抜き出して描いたパネル。チーム全員の似顔絵にサインが入ったポスターなど、今季ながさわが作った作品が展示される一方で、ライトスタンドで実際に使用されている応援旗、バレンティンの塁打新記録が掛かった際に話題となった「COCOメーター」の実物、引退した宮のサインボールやら、神宮球場各種チケットの半券など、スワローズの2013年が一堂に会したような“超濃縮還元ヤクルト”空間。その気合の入り方に、ながさわのかつてないほどの覚悟が窺える。 「これが僕のヤクルトでの最後の作品展になるかもしれませんからね。悔いは残したくないんです」 その目に笑みはない。昨年の引退から

    “戦力外”ながさわたかひろが個展?「これは野球美術家のトライアウト」(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/12/07
    >「僕はダメで、村上春樹(今季FC名誉会員に就任)さんはいいんですか!?」「出川哲朗(同名誉会員)さんなんて、巨人のファン感に出てましたよ!」/「あの方たちは影響力がありますから……」
  • 野球芸術界に殴り込み!女子大生ユニットの大いなる野望。(村瀬秀信)

    秋たけなわ。スポーツの秋、芸術の秋であります。 その昔、筆者がメジャーリーグの試合を初めて観戦しに、米サンディエゴのペトコパークへ行った時のこと。目の前に広がるきらびやかな球場、ド迫力のプレー、球場の雰囲気なんてものも確かに素晴らしかったのだが、それ以上に“野球大国アメリカ”を印象づけたものは、球場近くの小さな画廊のショーウィンドウに飾られていたパドレスの至宝トニー・グウィンの油絵だった。 ベースボールアート。野球文化が根付くアメリカではすでに知られた概念ではあるが、日ではまだまだ馴染みは浅い。 日のプロ野球界に芸術を欲するとしても、かつては我々が見られたものは、和歌山の落合博満野球記念館で信子夫人の油絵と彫像と、フクシ君が作ったガンプラぐらいしか選択肢がなかったわけだが、この頃はプロ野球界にも芸術の波が押し寄せているようで、元ドラゴンズの英智がブログに載せた絵画が評価されてみたり、先

    野球芸術界に殴り込み!女子大生ユニットの大いなる野望。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/11/29
    >ヤクルトの飯原選手ファンの方が上京してくるというので、10人くらいが集まって『飯原誉士を応援する集会』を神宮球場で開催したんですね。それが最初の出会いでした」
  • 「あきらめない男」古木克明が、ついに辿りついた野球人生の境地。(村瀬秀信)

    JR阿佐ケ谷駅前でポーズをとる古木。1カ月以上もプレーしていないとは思えないほどの、黒く精悍な身体つきだ。 かつてのライバルが放った最後の打球がレフトスタンドに吸い込まれた瞬間、古木克明は自然と立ち上がり、ガッツポーズを作っていた。 10月8日、ベイスターズ拠地最終戦。現役生活最後の打席で小池正晃が見せたホームラン。その「最後の打席」を見届ける為だけに、訪れた約1年ぶりのスタジアム。 小池とは1998年ドラフト1位と6位。“松坂世代”の同期であり、ポジションを競いあったライバルだった。堅実な守備と小技が巧みな打撃等、古木にないものを兼ね備えたスタイルで'05年にレギュラーに定着し、その後も大きな壁となり続けた小池の力は、古木が最も知っていたと言っても過言ではない。 「自分の持ち味はバント」 と最後まで言い続け、チームの為に自らを犠牲にしてきた小池が、プロ野球選手として最後の場面になって初

    「あきらめない男」古木克明が、ついに辿りついた野球人生の境地。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/11/07
    >このグラウンドへの乱入を目論むやけにガタイのいい観客が、警備員に徹底マークされ乱入を制されたことは言うまでもない。
  • 「やっぱり、赤は可愛く見えるけん」3人の美女“カープガール”座談会!(村瀬秀信)

    左から古田ちさこさん、大井智保子さん、天野恵さん。智保子さんは2011年にもコラムに登場してくれた。 この頃流行りの女の子 フクラハギの発達した女の子 こっちを向いてよ……カープガール と、言うわけで、広島東洋カープ16年ぶりのAクラス、そして初のクライマックスシリーズ出場に伴い、巷ではカープを応援する女の子、通称“カープガール”及び“カープ女子”という文言がメディアを賑わせているようである。 カープガールについては、2年前の夏に取り上げた記事を参照していただくとして、この「カープガール」の生みの親ともいえる、Webサイト「CARP-girl-CARP」の主宰者、正司慎一郎さんは、20年近く優勝から遠ざかるチームに危機感を覚え、「ファンの人にも勝敗にこだわってほしい」と、カープが勝てばカープユニを着た可愛い女の子をブログにアップする啓蒙活動を2010年に開始。 業の傍ら、写真も衣装も小

    「やっぱり、赤は可愛く見えるけん」3人の美女“カープガール”座談会!(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/10/20
    >「CARP-girl-CARP」に登場した女の子の中でもファン歴20年以上の筋金入りカープファンで、カープガール界のコージ、サチ、ヨシヒコ(山本浩二、衣笠祥雄、高橋慶彦)とも呼称される大井智保子さん
  • かっこ悪くても、キヨシにいてほしい!CSを逃したDeNAの監督辞任騒動。(村瀬秀信)

    監督とはとかく批判されるもの。ファンから続投を望む声があがることはそう多くない。中畑監督はその声とどう向き合い、どんな結論を下すのだろう。 CSを逃せばこうなることは覚悟していた。 9月24日、阪神に6-1で敗れたベイスターズはクライマックスシリーズ進出の望みが絶たれ8年連続Bクラスが決定。3位どころか、気が付けば最下位も見える状態となった。 試合後の囲み取材でCS消滅を報道陣に問われた中畑監督は、「それに向けて頑張って来たけど、力及ばず。私を含めチーム全体の力が及ばなかった。私の中で決意を持って挑んだシーズン。やるべきことをやってきた。最後まで責任を全うしてその後は考えられない。来季のことは考えていない」と言い、来季続投の意思があるかを問われると、「まったくの逆。責任を取らなきゃいけないと考えている」と今季限りで辞任する考えがあることを示唆した。 昨年10月8日。横浜スタジアム最終戦。試

    かっこ悪くても、キヨシにいてほしい!CSを逃したDeNAの監督辞任騒動。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/09/28
    わずか2日で更新だと…!
  • 僕は楽天イーグルスの「初代応援団員」だった。(村瀬秀信)

    9月。球団初の優勝を目前に控え、満員に膨らんだKスタ宮城のスタンドを眺めながら、岡野寛大は熱い感情が込み上げてくることを感じていた。 今から8年前。当時フルキャストスタジアム宮城と名乗っていた同じ場所で、大学生だった岡野は全国荒鷲連合会の副団長として楽天ファンの前に立っていた。 「1年目のスタンドを思うと今の応援風景は信じられないですね。僕らはまったくの応援素人の集まりで、いろんな人に助けられながらここまでやってこれたんですよ」 大阪・藤井寺で生まれ、近鉄ファンとして育った岡野だったが、2004年夏に端を発した球界再編で、近鉄がオリックスと合併することで消滅。仙台に新球団・東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生した。岡野は近鉄の消滅をどうしても受け入れることができず、合併球団ではなく東北の新球団を応援することを決意する。 「気持ちが整理できないまま近鉄が消滅してしまって、すんなりと合併球団も応

    僕は楽天イーグルスの「初代応援団員」だった。(村瀬秀信)
  • 男・村田修一、夏場の大変身。もう“乙女”とは言わせない――。(村瀬秀信)

    9月7日には阪神、藤浪の高校時代から続く甲子園不敗記録を「17」で止める決勝2ランを放った“男”。勢いは当分止まりそうにない。 “男・村田”が打ちまくっている。 7月には打率.406、4塁打、20打点で5年ぶりに月間MVPを獲得すると、8月は更に打ちまくり、セ・リーグ新記録の月間46安打、打率.422、10塁打。得点圏打率に至っては.467、勝利打点も量産する圧倒的な勝負強さで、8月24日からは、失って久しい「4番」の座を奪回した。 「“男”、と自称している奴ほど実は男らしくないんだよなぁ――」 今から十余年前、新人ライターだった筆者が“男・村瀬三等兵”というなんとも言えないペンネームを拝命し名乗っていた頃、先輩のライターにそんな風に言われたことを覚えている。 確かにその言葉通り、男らしさの欠片もなく、義理や礼節を欠き、ビクビク怯えながらも、惰性と欲望のままに生きては定期的に「甲斐性無

    男・村田修一、夏場の大変身。もう“乙女”とは言わせない――。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/09/14
    >新人ライターだった筆者が“男・村瀬三等兵”というなんとも言えないペンネームを拝命し名乗っていた
  • 美術家・ながさわたかひろの“プロ野球”人生最後の聖戦。(村瀬秀信)

    「バレンティンを描く時は、最後に頬のホクロを入れるんですけどね。……これを描き入れる時が至福の時なんですよ。あぁ、今日もまた終わったなって。今年は空砲ばかりなんだけど」 8月21日、神宮球場。5連敗で迎えた巨人戦。 バレンティンがこの日2目となる第44号のホームランをレフトポールに直撃させると、美術家・ながさわたかひろはそう言って頬を緩めた。 昨年まで「絵の力でチームの力になる」と信じ、“プロ野球選手”を自称して、スワローズの全試合を銅版画やぬり絵にする活動を続けてきた男、ながさわたかひろの素性に関しては、前回までの記事をお読みいただきたいが、昨年12月に報じた最後の記事では、自身が「プロ野球選手としてのトライアウト」と位置付けた個展「プロ野球ぬりえ~魔球の伝説~」(11月17日~12月15日)の結果次第では、「ながさわは選手を引退する」というところまで報じた。 さて。その後、である。

    美術家・ながさわたかひろの“プロ野球”人生最後の聖戦。(村瀬秀信)
  • DeNA3万人、ももクロ6万人。週末の横浜で交錯した2つの星。(村瀬秀信)

    8月4日。 横浜の地に無数の星が煌めいた。 横浜市港北区小机、日産スタジアムでは、ももいろクローバーZの夏のライブ「ももクロ夏のバカ騒ぎWORLD SUMMER DIVE」で6万人。 そこから約10km離れた、横浜市中区の横浜スタジアムでは、ベイスターズがvs.中日ドラゴンズ3連戦を、夏の定例イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT2013」として開催。来場者にユニフォームを配布したことも手伝って、最終日となったこの日は、過去最高の入場者数3万39人を集めたという。 この2つの場所に集まったお客さんは合計9万人。各々がペンライトなりを持参するモノノフ(ももクロファンはこう呼ばれる)はいわずもがな、この日は横浜スタジアムでも入場者に青のサイリウム(ケミカルライト)が無料配布された。となれば、空から見た横浜は、時間差こそあれ約9万もの美しい光が灯っていたことになる。 さらに、両方のイベ

    DeNA3万人、ももクロ6万人。週末の横浜で交錯した2つの星。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/08/15
    >……そんな話を、両方に行ったそれぞれ友人から聞きました。/そんな夏の一大イベントの一日。筆者はチケットが取れず家でフテ寝をするしかなかったのです。
  • お待ちかね! 「もつ鍋 わたり」のプロ野球前半戦「激辛総括」2013。(村瀬秀信)

    中野渡氏も訪れた、いわきでのオールスター第3戦。注目の大谷翔平(中央)は8回に同点打を放つなど活躍し、スポンサーから新車をゲット。しかし免許はまだ取得していないという。 2013年夏。 気温が上がったり下がったりで、猛暑なのか冷夏なのかはっきりしない今日この頃。そんなどっちつかずの夏には煮えたぎる鍋を喰らってのナイター観戦が恋しくもなります。 そんな気分になったら、東京・国分寺。北口のうら寂しい路地の一角にある、もつ鍋の名店「もつ鍋 わたり」がおススメ。個人的には新しいもつの水炊きが超おススメ。 ここの店主・中野渡進氏は福浦さんのロッテと谷繁さんの中日を応援している元横浜中継ぎ投手。この度、もつ鍋わたりFacebookのダイレクトメールに「当は礼儀正しくて、言葉遣いも違うのに、某記事ではあんな口調で書かれているのは何でですか?」なる牽制がぽつぽつ紛れ始めたので、今回の野次馬ライトスタンド

    お待ちかね! 「もつ鍋 わたり」のプロ野球前半戦「激辛総括」2013。(村瀬秀信)
  • “MLB最強のクレイジー”、「T」が横浜を覚醒させる夏。(村瀬秀信)

    ブルワーズで青木宣親にポジションを奪われ、昨年オフにFAで移籍したナイジャー・モーガン。青木は「トラブルメーカーのイメージがあると思うんですけど、そんなこと全然なくて、とてもあったかい人間で、すごく好きなタイプの選手」と雑誌に答えている。 今日も猛暑が続く日列島。 炎天下の町をTシャツを汗だくにしてさまよえば、海開きしたビーチでTバック水着のお姉さんが闊歩する姿を妄想する今日この頃。涼を求めて冷房の効いたコンビニに逃げ込めば「Tポイントカードはお持ちですか?」と毎度毎度問い詰められる「T」にまみれた熱い夏。 そんな中、今最も「T」が熱いのが、横浜である。 横浜DeNAベイスターズ、ナイジャー・モーガン。またの名をTony Plush。頭文字「T」。 MLB時代から「プロ野球はエンターテイメントだ」とし、お客さんを楽しませることを是としてプロ野球選手としての別人格「トニー・プラッシュ」を名

    “MLB最強のクレイジー”、「T」が横浜を覚醒させる夏。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/07/18
    >ダメ外人、ネタ外人、二軍焼けした左打席の森本稀哲
  • サザンオールスターズと山本昌──。茅ヶ崎が生んだ奇跡のおじさん達。(村瀬秀信)

    茅ヶ崎市民栄誉賞の歴代受賞者には、山昌以外には、俳優の加山雄三、宇宙飛行士の野口聡一と土井隆雄、テニスの杉山愛らがいる。 6月25日、活動休止中だったサザンオールスターズが結成35周年を迎える今年の夏に、5年ぶりの復活を遂げるというニュースが発表された。なんでも、8月には日産スタジアムを皮切りに10年ぶりのスタジアムライブツアーを行なうらしく、8月31日と9月1日には、桑田佳祐の故郷でもある神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎公園野球場でのライブも予定されているという。これは、同球場でいつも草野球をやっている茅ヶ崎出身の筆者としても心躍らずにはいられないわけで。 茅ヶ崎でのサザンのライブといえば、2000年8月、同地で行われた伝説の「茅ヶ崎ライブ」が思い出される。それ以前の茅ヶ崎なんてのは、ダイクマと海しかない片田舎の町。それが、あのライブで町中がお祭り騒ぎになった。 当時、地域新聞「タウンニュース

    サザンオールスターズと山本昌──。茅ヶ崎が生んだ奇跡のおじさん達。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/07/03
    >これは、同球場でいつも草野球をやっている茅ヶ崎出身の筆者としても心躍らずにはいられないわけで。/それ以前の茅ヶ崎なんてのは、ダイクマと海しかない片田舎の町。/「田代ラーメン」跡地
  • 交流戦最下位で早くも心が折れた!?DeNAに忍び寄る「またか」の空気。(村瀬秀信)

    6月9日のDeNA×オリックス戦2回裏、三嶋のスクイズで荒波が塁を突いたがアウトの判定に、猛抗議した中畑監督。 9年目を迎えた交流戦が16日をもって終了。福岡ソフトバンクが2年ぶり4回目の優勝を果たしたのと同時に、セ・リーグ各チームには、今年も「やっぱりパ・リーグは強かった」という印象を残して終わった(雨天順延分の試合もまだあるけど)。 今年もまたパ・リーグが79勝60敗4分で、セ・リーグを圧倒した。交流、交流と異文化コミュニケーション的な耳触りのよさに騙されてはいたが、セ・リーグ各球団にとってのパ・リーグ各チームは、もはや毎年5月にやってくる暴力交換留学生みたいな厄介者である。 開幕から節約して節約して、借金を極力せずに慎ましく生活してきたというのに、この暴力留学生が来た途端、白星を出せ出せとむしり取られ、帰った頃には、我が家は借金まみれで火の車。二度と来るなオリックス! と塩を撒きた

    交流戦最下位で早くも心が折れた!?DeNAに忍び寄る「またか」の空気。(村瀬秀信)
    Sonnier_tan
    Sonnier_tan 2013/06/19
    約2ヶ月間更新がなかったのでどうしたかと思いました。