昨シーズンの打率は.247ながら、出塁率で.353を誇っている丸。「今年は打ちにいくこと、振りにいくことを第一に考えたい。その延長で見極めて四球なら」と春季キャンプでコメントしている。 WBCの熱気も冷めやらぬ昨今、気が付けば甲子園ではセンバツがはじまり、東京では桜舞い散る花吹雪。挙句の果てには、今週末にはもう2013年のペナントレースが開幕である。 春ともなれば進学、就職、転勤、転職、花粉症、「単に外に出たくない」等々、何かと忙殺されがちな季節。そこに加えて今年はWBCがあったため、オープン戦をまったくチェックできていない人も多いとか。野球界はちょっと見ない間に「誰だこれ?」という選手が出てくるのが常。いつまでも“世界No.1指名打者”=井端弘和という概念のまま開幕を迎えては、ペナントを観るのに支障が出ることは間違いないので、頭を日本野球に戻すためにも、世間的にはあまり注目されなかったオ