<高校野球宮城大会:黒川6-4古川黎明>◇14日◇1回戦◇石巻市民球場 日本代表MF香川真司(24=マンチェスターU)の“母校”黒川が延長10回の熱戦を制した。 2点ビハインドの9回に代打攻勢が的中して同点に追いつくと、10回2死一塁から9回に代打で登場してヒットを打っていた関口修生(3年)が決勝の左前適時打。黒川は香川がFCみやぎバルセロナ時代、C大阪に入団する06年まで通学していた。 代打起用など采配がさえた田野誠監督(42)は「代打陣が香川ばりの勝負強さでしたね」という質問に「いや~、たまたまですよ」と恐縮しきりだった。