がん患者の受診が国内で最も多い東京のがん研有明病院は、勤務する看護師が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。看護師と接触した可能性のある手術に関わるスタッフが自宅待機となったため、病院は20日から当面、手術を80%減らすことを決めました。 看護師は発熱の症状が出た翌日の15日からは出勤していないほか、勤務中は常にマスクをつけて消毒も行っており、これまでに患者などに感染が疑われる症状は出ていないとしています。 一方で、同じ更衣室などを使っていた医師や看護師などのスタッフおよそ110人について、接触した可能性があることから20日から自宅待機にしたということです。 病院では1日最大でおよそ40件の手術を行っていますが、対応できるスタッフが足りなくなるため、20日から当面、手術の数を80%減らすことを決めました。 病院では外来や入院患者の診療はこれまでどおり行うということで
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