韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領はアメリカの有力紙ワシントン・ポストとのインタビューで「日本が100年前の歴史のためにひざをついて謝罪しなければならないという考えは受け入れられない」と述べて、未来志向で日本との関係構築を進めたいという姿勢を改めて強調しました。 24日付けのワシントン・ポストの電子版は今週アメリカを訪れるユン・ソンニョル大統領とのインタビューを掲載しました。 この中でユン大統領は北朝鮮情勢を念頭に、韓国の安全保障上の懸案は急を要するものであり日本との協力を遅らせてはならないと述べました。 そのうえで「ヨーロッパでは過去100年の間に幾度かの戦争を経験したにもかかわらず、未来に向けて協力する方法を見つけ出した。日本がわが国の100年前の歴史のためにひざをついて謝罪しなければならないという考えは受け入れられない。この問題は決断が必要だ」と述べました。 韓国では先月の日韓首
アメリカのドナルド・トランプ前大統領は3日、合衆国憲法の「終了」をソーシャルメディアで呼びかけた。これを受けて米ホワイトハウスは、トランプ氏の発言は「この国の魂を滅ぼすものだ」と強く非難した。 トランプ氏は自らのソーシャルメディア「トルース・ソーシャル」で、2020年大統領選に勝ったのは自分だという虚偽の主張を繰り返すとともに、「巨大IT企業」が民主党と組んで自分に敵対していると主張。「これほどの規模の巨大な詐欺があったからには、あらゆるルールや規則や条文の終了が許容される。憲法に含まれるものさえ含めて。この国の偉大な『建国の父』たちは、偽で不正な選挙など求めていなかったし、許しはしない!」と書いた。 これについてホワイトハウスのアンドリュー・ベイツ報道官は、トランプ氏のコメントは「この国の魂を滅ぼす、受け入れがたいものだ」として、「自分が勝った時だけアメリカを愛するというわけにはいかない
訪日したプーチン大統領(2016年12月) Sputnik/Michael Klimentyev/Kremlin/via REUTERS <ウクライナ侵攻が始まる以前、ロシアは「かなり真剣に」日本との局地的な軍事紛争を計画していたとするFSB職員のメールを入手> ウラジーミル・プーチン大統領が率いるロシアは、ウクライナへの大規模侵攻に着手する何カ月も前の2021年夏、日本を攻撃する準備を進めていた──こんな衝撃的な情報を、本誌が入手した。これはロシア連邦保安庁(FSB)内部告発者からのメールで明らかになったものだ。 ■【動画】プーチン「重病説」を再燃させる「最新動画」...脚は震え、姿勢を保つのに苦労 3月17日付けのこのメールは、「Wind of Change(変革の風)」と名乗るFSB職員が、ロシア人の人権擁護活動家ウラジーミル・オセチキンに定期的に送信しているメールのひとつだ。オセチ
「Twitter 終了」がトレンドに入った。そもそもTwitter は終わるのだろうか。 「ハードコア」のあとに先週、イーロン・マスクが「ハードコアに働けない人は退職を選んでくれ」と全従業員に最後通帳を突きつけた。それは、すでに半分以上の人員がレイオフされたあとだ。 しかし、レイオフと「ハードコアの踏み絵」の間には大きな差がある。レイオフはあくまで過剰(とイーロン・マスクが考える)人材を会社が選んで辞めさせるのに対して、今回は「自発的に」やめさせるきっかけを作ったということだ。 匿名アプリBlindの内部調査によれば、その結果「残った人材の75%」が離れることを選んだ。この数字が正しいかどうかは別にして(おそらく、もっと多くの人はしぶしぶ残ることを選ぶはず)、結果として相当な数の社員が、Twitter を離れることを選んだ。 Kylie Robison @kyliebytesWhat I’
仏パリの博物館に展示されたネアンデルタール人の頭部の模型(2018年3月26日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / STEPHANE DE SAKUTIN 【7月20日 AFP】旧人類ネアンデルタール(Neanderthal)人は石を打ち合わせて火花を飛ばし、火を起こす方法を知っていたとする研究論文が19日、発表された。フランスの遺跡で発見された5万年前の道具の分析に基づく研究結果だという。 ネアンデルタール人が火を使用していたことはすでに知られていた。その火をめぐっては落雷や火山噴火などの自然の原因で生じたとの見方が大半だが、彼らが火を起こす方法を実際に知っていたのではと推測する見方もある。 英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に論文を発表した研究チームが主張しているのは、この後者の方だ。
英覆面グラフィティアーティストのバンクシーがパレスチナ自治区ヨルダン川西岸にオープンしたホテルで行われた「バルフォア宣言」の謝罪パーティーで、「エリザベス女王」に扮した俳優(右奥から2人目、2017年11月1日撮影)。(c)AFP/AHMAD GHARABLI 【11月2日 AFP】英政府がパレスチナにおけるユダヤ人国家建設を支持した「バルフォア宣言(Balfour Declaration)」から100年を迎える2日を前に、英覆面グラフィティアーティストのバンクシー(Banksy)が1日、英国が同宣言を行ったことを謝罪するパーティーを催した。 バルフォア宣言は、英政府が「パレスチナにユダヤ人の民族的郷土の樹立」を支持することを表明した宣言。このときの文書は、現在のイスラエル人の間では世界各地でユダヤ人が迫害に遭っていた時代に自分たちの国を建国する後押しになったと見なされているが、パレスチナ
ZEV規制は「水素」に移る可能性がある 【清水】カリフォルニアの2018年モデルイヤー以降のZEV規制で、例えばEV1台販売した際に得られるクレジットが1だとしたら、FCは2.5ぐらいのクレジットもらえるようになるんです。カリフォルニア州の考え方として、EVはもう普及期に入ってきたから、クレジットを減らすよと言い始めた。次の高みを狙い、FCVにインセンティブを乗せるよということなのです。2018年からFCV、つまり水素のほうにカリフォルニア州は力を入れようとしている。 【安井】イーロン・マスクにとっては、今のうちにFCVを潰しておかないとクレジットがこれまでのように売れなくなるということですね。だから水素を敵にしているという見立てですか。 【清水】そうだと思います。イーロン・マスクほどの頭脳があればわかるはずです。あらゆるロビーイングで水素を潰すのが、今のイーロンの仕事だと見ています。 【
デンマーク・コペンハーゲンで、潜水艇「ノーチラス号」に乗り込んだスウェーデン人ジャーナリストのキム・ウォールさんとみられる女性(2017年8月10日撮影)。(c)AFP/Scanpix Denmark/Anders Valdsted 【8月23日 AFP】(訂正)デンマークで自作潜水艇の取材をしていたスウェーデン人女性ジャーナリスト、キム・ウォール(Kim Wall)さん(30)が潜水艇内で死亡したとされる事件で、海に浮かんでいたところを発見された頭部のない女性の胴体が、ウォールさんのものと確認された。地元の警察当局が23日、発表した。 コペンハーゲン(Copenhagen)の警察当局はツイッター(Twitter)で、「胴体から検出されたDNA型はキム・ウォールさんのものと一致した」と発表した。 頭部と手足が故意に切断された女性の胴体は21日、コペンハーゲンの南方約50キロに位置するケーエ
<政治的な発言はしないという不文律に反して、ボーイスカウトの全国大会でオバマを非難したトランプに批判が殺到。トランプの言動の粗さがますます目立ってきている> トランプ大統領は、7月24日にウェストバージニア州で行われたボーイスカウト の「ジャンボリー(キャンプ大会)」に出席してスピーチしました。ところが、その内容について直後から批判が殺到した結果、27日にはボーイスカウトの代表(マイケル・サバー、チーフ・スカウト・エグゼクティブ)が謝罪に追い込まれています。 この演説、まずは「フェイク(ニュース)メディアの連中は、どうせボーイスカウト大会での演説と言っても少人数だと報じるに決まっている」と、いきなりメディア罵倒から入りました。実際は参加者4万人という大規模な集会だったので、その規模の大きさを喜ぶ気持ちが屈折して出たようでした。 さらに、昨年の大統領選に触れて「我々はフロリダで勝ち、サウスカ
【7月14日 AFP】超高速交通システム「ハイパーループ」を開発する米新興企業ハイパーループ・ワン( Hyperloop One )は12日、実物大の施設を使ってすべてのシステムの試験に初めて成功したと発表した。 試験は5月、米ネバダ( Nevada )州ラスベガス( Las Vegas )郊外の砂漠にある同社の実験場で行い、車両は磁気浮上で5秒余り走行した。モーターや磁気浮上のほか、真空ポンプ、電磁制動などの各システムを試した。 今回の試験では車両は時速112キロまで加速した。次は時速400キロを目標にしているという。 ハイパーループ・ワンの共同創業者であるシャービン・ピシェバー( Shervin Pishevar )会長は「実物大のハイパーループシステムの初試験に成功し、前人未到の偉業を達成した」と述べている。 ハイパーループは米起業家のイーロン・マスク( Elon Musk )氏が提
アフリカ大陸中央部に位置するコンゴ民主共和国(Democratic Republic of the Congo/以下コンゴ)の紛争は、周辺国を巻き込みながら、15年以上に渡り、第二次大戦後に起きた紛争としては世界最多である540万人以上もの犠牲者を産み出している。 シリアやウクライナ、パレスチナなどの紛争が各種メディアによる報道を占める中、コンゴの紛争はこれほどの規模であるにもかかわらずメディアが取り上げることは極まれであり、特に日本においては、この紛争の存在すら十分に知られていないのが現状である。この「無関心」が、同国の人道危機を更に深め、紛争下に暮らす人々を更なる不条理な苦痛へと追いやっている(関連記事:死者540万人以上―日本では報道されない、忘れられた世界最大の紛争(コンゴ民主共和国))。 その一方で、この世界最大とも言われる紛争の大きな要因を担っているのが、現代の私たちの生活に欠
南極半島のラーセンC棚氷に生じた巨大な亀裂。NASA提供(2017年6月1日提供)。(c)AFP/NASA/SWANSEA UNIVERSITY/JOHN SONNTAG 【6月2日 AFP】地球温暖化の影響が拡大する南極のラーセンC(Larsen C)棚氷から、米デラウエア(Delaware)州の面積に匹敵する約5000平方キロメートルもの巨大な氷塊が分離する目前だと、科学者らが1日に発表した。過去最大級の氷山になるという。 ラーセンCにできた亀裂を観測している研究者らが所属する英ウェールズ(Wales)のスウォンジー大学(Swansea University)は、衛星データをもとに「ラーセンCの亀裂から、過去最大級の氷山ができそうだ」との声明を発表した。 厚さ約350メートルの棚氷に走った亀裂は6日間で17キロ広がり、南極大陸を覆う氷床につながる部分はわずか13キロまで減少した。「分離
四肢が生えたオタマジャクシ。コロンビア・カリにある動物園で(2015年4月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/LUIS ROBAYO 【7月5日 AFP】ハチの個体数減少との関連が指摘され、またガンの原因とも疑われている除草剤が、オタマジャクシにとっては捕食者への有害性を高めているとする研究論文が5日、発表された。 英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された研究論文によると、「ラウンドアップ(Roundup)」の商品名で知られる除草剤に含まれるグリホサートにさらされた一般的なヒキガエルのオタマジャクシは、動植物の一部に存在する物質「ブファジエノライド」の含有量が高まっていることが分かった。ブファジエノライドには薬理作用もある。 ブファジエノライドの味は悪く、そのため、ヒキガエルの捕食者を遠ざけることにつながる。しか
サイバー攻撃、21州が標的=ロシアの介入疑惑で-米当局者 【ワシントン時事】米国土安全保障省当局者は21日、上院情報特別委員会の公聴会で証言し、昨年の大統領選に際し、全米50州のうち少なくとも21州の選挙関連システムがロシアのサイバー攻撃の標的となった証拠があると明らかにした。ただ、得票数などが改ざんされた形跡はないと説明した。 連邦捜査局(FBI)当局者は同じ公聴会で、ロシアの選挙干渉は冷戦時代から続いているものの、昨年の大統領選への介入は「規模と攻撃性の点でこれまでと違っていた」と指摘。「ロシアの狙いは(米国の)民主的価値を侵食することで、相対的に力と名声を回復することにある。活動は1回きりでなく、今後も脅威を及ぼし続ける」と警告した。(2017/06/22-08:29) 関連ニュース 【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】
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