岩波書店公式サイト
「頁」は、音読みが「ケツ」、訓読みが「ページ」です。「頁数」は日本語では「ぺーじすう」と読みます(中国語では yeshu イェシュー)。 「ページ」は英語なのに訓読みなんておかしいと思うかもしれませんが、この「ページ」は、幕末から明治にできた新しい訓で、「米」を「メートル」と読んだり「瓦」を「グラム」と読んだりするのと同じ種類の新しい訓なんです。 起源は、中国語です。現代中国語で「ページ」を「頁 ye 」といいますが、これが外来語として日本語に入りました。 古代には、中国でも日本でも本のページのことは「葉(えふ)」といいました。江戸時代までは、日本語でもページは「葉」(旧仮名(えふ)、読み(よう))でした。 今でも、運送業者などは荷札の紙片を「えふ」といいますが、これは「葉」の旧仮名「えふ」がそのままの発音で江戸時代以前から現代まで残ったものとされています(「絵符だ」の短縮だという説もある
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く