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ブックマーク / u-site.jp (10)

  • Alertbox: ブログのユーザビリティ:デザインの間違いトップ10(2005年10月17日)

    ブログは既存ユーザに焦点を合わせすぎていて、重要なユーザビリティの問題を、ないがしろにしている事が多く、サイトを理解し、著者を信頼することを、新規読者にとっては困難にしている。 Weblog Usability: The Top Ten Design Mistakes by Jakob Nielsen on October 17, 2005 ブログはウェブサイトの一種だ。そのため一般的なウェブサイトのユーザビリティガイドラインや、今年のデザイン間違いトップ10 の対象にもなる。しかしながら、ブログはウェブサイトの中でも特殊な部類のものだ。ブログには特徴があり、それ故に特有のユーザビリティ問題を抱えている。 ブログの素晴らしい利点の1つは、質的に「ウェブデザイン」をしなくても良くなるということだ。文章を書き、ボタンをクリックすると、インターネット上でそれが公開される。ビジュアルデザインも、

    Alertbox: ブログのユーザビリティ:デザインの間違いトップ10(2005年10月17日)
  • WYSIWYGよ、さようなら

    Macintoshスタイルのインタラクションデザインは限界に達した。Results-Oriented UI(結果志向のユーザインタフェース)と呼ばれる新たなパラダイムが、ユーザに大きな力を与える日がやってくるのかもしれない。 R.I.P. WYSIWYG by Jakob Nielsen on October 10, 2005 これまでの25年間、あるスタイルのユーザ・インターフェイスが幅を利かせてきた。Macintoshスタイルのグラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)である。しかし、今、それは限界に到達し、あるスタイルに取って代わられようとしている。GUIの土台にある貴重なインタラクション原理が、部分的とは言え、覆されようとしているのだ。 MacスタイルのGUIは、それ以前のインタラクション・パラダイムと比べると非常に使いやすいものだった。コマンドやパラメーターを直接入力するの

    WYSIWYGよ、さようなら
  • Alertbox: 2005年 ウェブ・デザインの間違いトップ10(2005年10月3日)

    2005年、ユーザをうんざりさせてきたWebデザインの間違いをリストアップしてみると、古くから言われているものがランクイン。悪さをし続けていることがわかった。 Top Ten Web Design Mistakes of 2005 by Jakob Nielsen on October 3, 2005 Webデザインの間違いをリストアップするにあたり、今年は趣向を凝らしてみることにした。私が発行しているニュースレターの読者にお願いして、今年、もっとも腹立たしいと思ったユーザビリティ上の問題点を投票してもらったのだ。 読者の参加によって、ユーザテストでは気付かなかった多くの課題が浮き彫りになるだろうと思っていたが、そうはならなかった。30位までにランクインした問題点は、ユーザビリティガイドラインの中で指摘済みのものばかりだったのだ。今年のトップ10を読んで、“聞き覚えがあるぞ!”と思われる方

    Alertbox: 2005年 ウェブ・デザインの間違いトップ10(2005年10月3日)
  • ユーザビリティテストの時間配分

    テスト時間の40%が、不必要なことに使われ、無駄にされている。ユーザが対象インタフェースのデザインを使う様子を観察することに集中したほうが、遙かによい。 Time Budgets for Usability Sessions by Jakob Nielsen on September 12, 2005 ほとんどのデザインチームは、ユーザの実際行動を観察する時間を、十分取っていない。もちろんほとんどの企業がユーザテストを全く実施していないのが実状だが、実施している企業でも、行動を観察する時間を十分取っていないのだ。 理想は、1週間あたり1日(たとえば毎水曜日)を4人のユーザでテストを行う「ユーザテストの日」とすることだ。もちろん毎回新しいユーザを使う必要がある。各テストで新しいユーザを使うことは、テストユーザのリクルートにおけるガイドラインの1つだ。(実際には7つのガイドラインが、この話題に

    ユーザビリティテストの時間配分
  • フォーム vs. アプリケーション

    オンライン・フォームも2画面を超える分量になると、機能を滞りなく支援するには、よりインタラクティブなユーザ・エクスペリエンスを提供するアプリケーションに切り替えた方が良い場合が多くなる。 Forms vs. Applications by Jakob Nielsen on September 19, 2005 フォームが、コンピュータとの複雑なインタラクションを表す最良のメタファとなることは稀だ。にも関わらず、多くの大企業が、紙ベースのフォームを受け継いでいる。結果として、イントラネットには、ニーズに応えようとするオンライン・フォームが散乱している。アプリケーションを使えば、リアルな対話と格的なGUIで、そのニーズはもっと上手く満たされるというのに。 最近、ある人から1の電話があった。イントラネット用のフォームを見て、ユーザビリティ上の問題点を指摘して欲しいと言うのだ。単独のページにフ

    フォーム vs. アプリケーション
  • Slow Tail: 訪問から購入までのタイムラグ

    ユーザが購入者に転じるのに、最初の訪問から長時間かかることはよくあることだ。実際、注文の内 5 %が、ユーザが最初に検索エンジンの広告をクリックしてから 4 週間以上経ってから行われている。 The Slow Tail: Time Lag Between Visiting and Buying by Jakob Nielsen on September 6, 2005 Rimm-Kaufman Group の Alan Rimm-Kaufman 博士は最近、GoogleYahoo の広告での 100 万クリックを追跡した。これらの広告クリックは最終的に 41,377 のコンバージョンを、対象ウェブサイトで生んだ。対象となったウェブサイトは伏せられているが、良いサイトだろうと思われる。なぜなら、彼等のコンバージョン率( 4 %)は平均的なウェブサイト( 2 %)の倍もあるからだ。 対象

    Slow Tail: 訪問から購入までのタイムラグ
  • A/Bテストの位置づけ

    デザイン変更が、ビジネスの主要な評価尺度に与える実際の影響を知ることには価値があるが、多くの場合短期的な改善が焦点になってしまう。この短期的な展望は、定性テストでしか見つけることができない、もっと根的な問題をないがしろにしてしまう。 Putting A/B Testing in Its Place by Jakob Nielsen on August 15, 2005 A/Bテストでは、2つの異なるデザインを一般に公開し、どちらが良いパフォーマンスを見せるか比べる。何十年もの間、この手法は、メーリングリストを分けて違うバージョンの配布物を異なる客に送る、ダイレクトメールで使われてきた典型的な手法だ。A/Bテストは、ウェブでも人気のある手法になってきた。異なる訪問者に、異なるページを見せるようにサイトを作ることが簡単だからだ。 A/Bテストでは、コンペにかけられているデザインAとBを半々の

    A/Bテストの位置づけ
  • Amazon:もはやeコマース・デザインの手本にしてはいけない

    Amazon.com の多数のデザイン要素が機能している主な理由は、それが世界最大規模で、最も成功しているeコマースサイトであるという理由が大きい。一般的なサイトは、Amazon.com のデザインを真似するべきではない。 Amazon: No Longer the Role Model for E-Commerce Design by Jakob Nielsen on July 25, 2005 一般的にいえば、大手のサイトを真似るのはよいことだ。特定のデザインにユーザが慣れ、それを自分のサイトで使えば、移行時の学習を手助けすることになり、結果的にユーザビリティが向上する。もしアプリケーションをデザインしているのであれば、Microsoft Office を真似るとよい。例えば、フロッピーディスクを「保存」を実行するためのアイコンに使うとよい(フロッピーディスクに保存するような人が、もう

    Amazon:もはやeコマース・デザインの手本にしてはいけない
  • 1994年以降のWebユーザビリティの変遷

    私は1994年からウェブユーザビリティ調査を行ってきた。振り返ってみてもっとも印象的な結論は、1994年当時のウェブユーザビリティに関する調査結果のほとんどが、今なお変わっていないということだ。驚かれるかもしれないが、ユーザビリティとは基的な人間の能力とユーザニーズについての問題であり、これらはテクノロジーほど速くは変化しないのだ。 1994年に支配的だったウェブの外見は、右に示したように、グレーのテキストと大きなグラフィックだ(1994年のサイト比較調査からの画面)。これは確実に変わった。今ではレイアウトの能力も上がったし、多くのデザイナーは、グラフィックの使用を減らして、ダウンロード時間を最小限に押さえることを学んでいる(それでも、十分とはいえないが)。外見は変化したものの、1994年の調査結果のほとんどは今なお有効である。 ウェブではユーザは読まない: 流し読みするのだ 適度なパー

    1994年以降のWebユーザビリティの変遷
  • 医療現場のユーザビリティ: 悪しきデザインがいかにして患者を死に至らしめるか

    あるフィールドスタディから、自動化された院内システムは22通りの方法で患者に誤った投薬を強いる結果になり得ることがわかった。多くは、何十年も前から既に知られている古典的なユーザビリティ上の問題である。 Medical Usability: How to Kill Patients Through Bad Design by Jakob Nielsen on April 11, 2005 ユーザビリティが生死の問題に繋がることは往々にしてある。たとえば、戦闘機のユーザインターフェイスの場合。照準を合わせて攻撃をするためのシステム操作を規定時間よりもほんの1秒早く行うだけで、パイロットは、空中戦を圧倒的に有利な立場で闘うことができるようになる。 悪しきデザインがいかにして人命を奪うことになるか、もっとも顕著な例として、車内のインターフェイスが挙げられる。年間に何千という命が、過度に複雑なデザイ

    医療現場のユーザビリティ: 悪しきデザインがいかにして患者を死に至らしめるか
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