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私も言葉の意味を分からずに歌う子どもの合唱にジジババが感動して泣くことが理解できなかったが、年をとるとだんだん分かってきた。 音楽とは誰かに聴かれたときにはじめて成立するもので、それは演奏者の意図した感情とか技巧ではなくて、聴衆がかきたてられたなんらかの感情が「音楽」なんじゃね? 言葉を発するのはヒトでなくて、ミクでも、九官鳥でもいい。聴くほうにメインスイッチがある。 君の方に感受性がないんだ。残念だったね。 個人的にはインストルメンタルや、ヴォカリーズには感動できない詩先の輩は、ある意味音痴なのだろうと思う。 言葉は音楽においては飛び道具です。 ミクは楽器で、作曲者(データ入力した奴)の感情と技巧と言葉がこめられている。 そういう意味では新しい音楽とは言えないけど、バッハやモーツァルトやジャズやロックもこんな風に言われただろうし、やっぱ新しいものなのかもね。
じゃあ単なる矩形波とか波形メモリとかFM音源を聞いて感動してCD買ったりしてた俺たちは馬鹿だったわけ? 何であれがいいという人の気持ちがわからないの? 誰だってあれ聞いて機械だって言うのは一瞬で分かる。だからなんなの? 素直に綺麗な音だったら感動するしそうじゃなかったらダメってことだろう? グラディウスの未使用曲も、 ダライアスの最終ボスのメロディも、 ソーサリアンのオープニングとかエンディング2も、 どれも素晴らしい音であり、それは感動に値するものだったし今でもまだしみじみ聴ける良さがあるんだ。 でも単なる矩形波なんだ。もう僕は矩形波が適切な周波数ずれで重なってて適切なエンベロープで鳴るだけで綺麗な音だと認識してしまうんだ。 同じ矩形波でもアミダーとかスクランブルとかで鳴ってた奴とか PC-6001で最初に「シンセサイザ搭載」とか言って嬉しがってplay文で鳴らしていた音なんて 当時の音
の中国製とも言えるキャラクターとオリジナルソングが『ニコニコ動画』で話題になっている。 が歌う『みくみくにしてあげる』にそっくりな歌を中国語で歌っているのだ。 中国語なので何を歌っているかはわからない。 毎度のことだが、空耳で勝手に日本語にしている者まで現れている。 今回はそれだけでとどまらずに、中国語でを再現してしまった者までいるのだ。 中国製オリジナル(?)とそれに対するオマージュの動画を下記に紹介するので是非聞き比べて欲しい。 あれ、中国製のがオリジナル? むしろパク……。 また、原曲である『みくみくにしてあげる』と比較動画までアップされている。 個人的にCD化が希望される作品である。 動画に使われている“イメージ画像”は意外と可愛かったりする。 ▲オリジナル(?)。 ▲オマージュ。 ▲比較動画。 ■オススメ! 最新人気トレビアンニュース ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ - ニコ
ミュージシャンGacktさんの声で、思い通りの歌声が出せる――このような歌声合成ソフト「がくっぽいど」を、株式会社インターネットが7月末に発売する。2007年に大ヒットしたクリプトン・フューチャー・メディアのボーカロイド「『初音ミク』」と同じヤマハの音声合成技術「VOCALOID2」を使い、自然な歌声が作れるというのが売りだ。 また、パッケージのキャラクターを、「ベルセルク」などで知られる漫画家、三浦建太郎さんが手がけたことでも話題になっている。三浦氏はイラストを無償提供したといい、キャラクターの二次利用についても非商用かつ個人利用であれば構わないという。 プロのミュージシャンと漫画家がそれぞれ素材を提供しているにもかかわらず、がくっぽいどを使って作った楽曲やキャラクター作品をユーザーが自由に公開できるというのは異例と言っていい。がくっぽいどはどのようにして生まれたのか。また、なぜキャラク
ニコニコ動画の人気楽曲を集めたCD「CDで聞いてみて。~ニコニコ動画せれくちょん~」(7月9日発売、2525円)に収録される全12曲が、6月12日に明らかになった。人気の歌い手・ゴムさんが歌う「思い出はおっくせんまん!」も収録。同曲はニコニコニュースで作詞者を探していたが、結局、作詞者不詳のままリリースすることになった。 思い出はおっくせんまん!は、ロックマン2のBGMのメロディに、子どものころの思い出を描いた歌詞を重ねたもので、昨年2月ごろからニコニコ動画で話題になり、さまざまな歌い手が「歌ってみた」動画を投稿。ゴムさんが歌った動画が一番人気で、これまでに約300万回近く再生されている。 歌詞は多くのユーザーがアレンジを加えながら完成させたと言われているが、作詞者は不詳。CD収録にあたり、作詞者をニコニコニュースで募集したところ、「相当数の申し出があった」(発売元のドワンゴ・エージー・エ
金曜日の夜。Macに向かい、タブレットにペンを走らせる。朝までずっと、眠らずに。描き始めると止まらない。 平日は会社でシステムを開発し、週末には家で絵を描く。「生活として、違いはない。仕事も絵も、必死だから」。仕事と趣味という切り分けも特にないと、“絵描き兼開発者”のゆきさん(24)は言う。 ゆきさんは男性だが、「ゆき」というハンドルネームと優しいタッチの絵、中性的な外見で、女性だと思っている人も多い。「男とか女とか、どうでもいい。ネットでものを作っていると、性別関係なく作品を見てもらえる。フィルターがなくていい」 自分のために描き続け、HDDにため込んできた。それで満足だった。だが最近、ちょっと変わった。絵を描いた様子の動画を「ニコニコ動画」にアップするようになったのだ。 「すげぇ」「うまい」「最高絵師」――ニコニコ動画でそんなコメントが寄せられ、「絵本を作らないか」という依頼が舞い込む
『アトム・ザ・ビギニング』単行本第16巻が発売!(2022/1/5) 『コミプレ』で連載中の『鉄腕アトム』前日譚、『アトム・ザ・ビギニング』(漫画:カサハラテツロー/コンセプトワークス:ゆうきまさみ)の単行本第16巻が発売!A108に感化され人間への憎悪から反乱を起こしたロボット達。かけつけたシックスとユウランは彼らの暴走を止めることができるのか――? →amazonで『アトム・ザ・ビギニング(16)』を見る 明けましておめでとうございます(2022/1/1) 明けましておめでとうございます!2022年もよろしくお願いします。ファンの皆様の日頃の応援に感謝をこめて、恒例の年賀状イラスト壁紙を期間限定公開中です! こちらからダウンロードしてください。 公開終了しました。 「モデルグラフィックス」2022年1月号にコメント掲載(2021/11/25) 「モデルグラフィックス」2022年1月号「
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「初音ミク曲がJASRAC管理楽曲になっている」――そんな小さな発見が昨年末、ネット上で大騒動を引き起こした。みんなで盛り上げてきたミク曲が、みんなのものじゃなくなる。ファンたちは焦った。 JASRAC(日本音楽著作権協会)に楽曲を信託すれば、使用料を支払って許諾を受けない限り、2次利用ができなくなる。ネット上で自由に利用しあうことで盛り上がったミク曲の創作のサイクルが、その時点で止まる。 ただ「ニコニコ動画」上で行われているような、無報酬で“勝手に”利用され続けるという形だと、作家が不満を覚えたり傷つくこともある。自分の曲がいつどこで改変されるか分からず、100万回再生されても1円も入らない状態は、健全といえるだろうか。 誰もが創り、誰もが発表できるCGMの時代に、作り手も受け手も幸せになれる仕組みはないか。「初音ミクが実験の場として役立つなら、喜んで提供したい」――ミクを開発したクリプ
最初に作った1000本は、1週間で売り切れた。緊急増産――クリプトン・フューチャー・メディアのスタッフは休みを返上し、札幌のオフィスで「初音ミク」のパッケージングに追われた。 平均200~300本、年間1000本売れれば大ヒットとされるバーチャルインストゥルメント(仮想楽器)市場。1週間に1000本は、ありえない数だった。 想像を超えた現実が、始まろうとしていた。 奇跡だ 初音ミクは発売から半年で、3万本を売り上げた。歌うソフトという技術の先進性に反応した人、ミクのキャラクターに“萌え”たアニメファン、DTMからしばらく離れていた“復帰組”――それぞれがそれぞれの理由で初音ミクを手に取り、自分の歌を歌わせ、「ニコニコ動画」に投稿し、無数の聴き手が聴き入って、コメントで盛り上げた。 質の高い楽曲が何万回、何十万回と再生され、ヒットソングが一夜にして誕生する。初めて作ったつたない曲が、見知らぬ
世界初のボーカロイドは、まるで売れなかった。 ボーカロイド(VOCALOID)は、「初音ミク」に採用されている、ヤマハの音声合成ソフト初期版。人の声を元に歌声を合成して自由に歌わせることができる、声のバーチャルインストゥルメント(仮想楽器)だ。 世界初のボーカロイド製品は「LEON」(男声)と「LOLA」(女声)。メロディーと英語詞を打ち込むとそのまま歌うソフトで、2004年3月に英ZERO-Gが発売したが、まったく売れなかった。 その8カ月後に出した日本初のボーカロイド「MEIKO」(女声)は大ヒットした。開発したのはクリプトン・フューチャー・メディア(札幌市)。1000本売れたらヒットと言われるバーチャルインストゥルメント市場で約3000本(当時)売り上げ、新記録を打ち立てた。 だが次の「KAITO」(男声)はまるでダメ。06年2月に発売し、500本(当時)しか売れなかった。 3人めと
クリプトン・フューチャー・メディア。この社名に意味はないと、伊藤博之社長(42)は淡々と言う。「当時『なんとかテック』って社名が流行してたけど、そんなありがちな名前じゃ検索に引っかからない気がして。適当な乱数を吐いて、世の中にない名前にしようと」 創業は1995年。いわゆるネット企業ではないが、「『Yahoo!』がヤフーかヤッホーか分からなかったような」当時から、ISDN回線を引いていた。低価格な常時接続線として話題になった「OCNエコノミー」を、北海道で初めて導入したのも同社だ。 世界からあらゆる音を集め、世界中に売ってきた。自分が好きだから人も好きに違いない――そんな気持ちで始めた「音の同人」。音を届けた媒体は、最初は手紙とフロッピー。やがてFAXとCDになり、インターネットに代わっていく。 1人の力がメディアになる。そんな時代を生きてきた。 音の同人だった 最初は小さな趣味だった。
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