最終回 暇申 その2 2008年5月 7日 社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの 白田秀彰の「現実デバッグ」はこちら。) 突然だが、「現実デバッグ」が打ち切られることになった。まだまだ法や制度に関連した諸事諸物について、語っていくつもりだったので、残念ではある。この連載を楽しみにしていたような奇特な読者がいたのだとしたら、お詫び申し上げたい。先の「網言録」に比較すれば、アクセス数を稼げていたとはいえ、WIRED VISION全体の雰囲気からすると、相変わらず異質であったことは、私も否定できないので、江坂編集長から遠慮がち かつ丁寧な打ち切りの連絡があったときも、特段驚きはしなかった。むしろ、編集部の大幅な刷新の話を聞いたほうが驚いた。 連載は、前半と後半に分けられる。前半はなんとかWIRED VISIONの雰囲気に合わせようと、コンピュータの仕組みを現実の国制に適用してみ