2016年10月18日のブックマーク (1件)

  • 「親のせい」は親と子供から思考と選択肢を奪う

    東直己原作の映画『探偵はBARにいる』は今や大河ドラマの真田丸などにも出る大泉洋さんが主演で、大変面白い映画だ。 この映画で(原作は不勉強が祟って未読)、親の手に余った少年がいわゆる右翼系の団体に預けられて、最終的には痛快な展開があって救われる展開があるのだが、詳しく書くとネタバレになってしまうので自重する。 この映画の描写は結構生々しく、特に親が「もうあそこに預ける以外に他に手段が無かった」とすがるような想いで預けており、製作者側の注意深さに感心した。 というのも、不登校やいわゆる不良とされる子供たちの選択肢は昔から大して増えてない。中卒者として世に出るか、一念発起して学校に戻るか(高校受験や大学受験など)。その他はあまり一々書きたくないものもある。 私は高校受験を機に不登校から脱したのだが、義務教育時代、私の親は比較的恵まれていた。地域の目が優しかったからだ。「そのうち通えるようになる

    Sucker
    Sucker 2016/10/18
    "「親のせい」という言説の行き着く先は、子供を守り育てる親の誇りを傷付け、子供を傷付け、どうしようもなくなった子供を施設に預けるか放置するという、ほとんど捨て子と変わらない末路だ。"