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ブックマーク / note.com/travelingfoodlab (5)

  • お好み焼きをふっくらと崩れず焼き上げる秘訣|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    定番の「お好み焼き」を崩さずにふわふわに焼き上げる方法をご紹介します。鍵を握るのは生地の粘り気のもとであるグルテンと空気。定番のメニューを家庭でおいしく作る方法を、料理の理論とともに解説する連載です(85回目)。 冬に美味しくなるキャベツを主役にしたお好み焼きです。お好み焼きの生地は「硬くなるので混ぜすぎてはいけない」とよく言いますが、あまり混ぜないで焼くとひっくり返す際にバラバラに崩れてしまいます。生地の粘り気であるグルテンが生成されず、具材をつなぎとめることができないからです。とはいえ「崩れないように」と生地と具材をよく練ってから焼くと、今度はやっぱり硬い仕上がりに……。解決策は生地作りと具材を混ぜる工程を分けることです。 お好み焼き材料(2枚分) 薄力粉…90g 出汁…100cc (出汁を準備するか、100ccの水に顆粒だし1gを溶く) キャベツ…200g〜240g (4〜5枚が目安

    お好み焼きをふっくらと崩れず焼き上げる秘訣|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
    Sumako
    Sumako 2024/03/11
  • 3ステップで簡単! おうちで本格汁なし担々麺|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    今回ご紹介するのは、格派の汁なし担々麺。意外と簡単で、お店でべるような味が手軽にたのしめます。担々麺の個性を決めるのは2種類の辛さ。ぜひお試しください! もともとは外国生まれでも、日で発展、定着した料理はたくさんあります。担々麺もその一つ。場の四川省では汁のない和え麺のスタイルが一般的ですが、日に四川料理を広めた陳建民さんがラーメンのように汁を張ったスタイルを定着させたことは有名な話。 今回は場のスタイルに近い、和え麺のスタイルの担々麺をご紹介します。ポイントは「たれを混ぜすぎないこと」です。乳化ではなく、油分が分離した状態のメリットを学べます。 担々麺材料(2人前) ◼️肉味噌 合ひき肉…200g A 醤油…大さじ1 A 味噌…大さじ1(できれば赤=豆味噌) A 酒…大さじ1 A 花椒(あれば)…小さじ1(荒く砕く) ◼️たれ(1杯分につき) 酢…小さじ1 醤油…大さじ1 烏

    3ステップで簡単! おうちで本格汁なし担々麺|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
  • バーニャカウダソースのレシピ|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    にんにくとアンチョビのディップを生野菜につけてべる人気のイタリア料理、バーニャカウダ。日では年中提供されていますが、ピエモンテ州では冬にべる料理で「夏にべるのはおかしい」という意見も。に保守的なイタリア人らしいですが、日で言うなら鍋焼きうどんを夏にべるみたいな感覚に近いのでしょうか。 バーニャカウダソースには様々な作り方があり、決まったものはありません。基の材料はオリーブオイル、アンチョビ、にんにくの三種。ぼくのバーニャカウダソースは牛乳で煮たにんにくをベースにした、なめらかなソースに仕立てるスタイル。ハムのような肉、あるいはトーストしたパンにもあいます。 にんにく  2個 牛乳    100cc+100cc+200cc アンチョビ 1缶(35g〜40g) EXオリーブオイル 40cc パン粉   大さじ1 レモン汁  小さじ2 にんにくは皮を剥いて、芯をとりのぞきます。重

    バーニャカウダソースのレシピ|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
  • 喫茶店のナポリタンの作り方、プロの味に近づけるための工夫をいくつか|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    なぜか美味しい料理に喫茶店のナポリタンがあります。作家の片岡義男さんは「ナポ リへの道」というのなかで、こんな風に語っています。 スパゲッティ・ナポリタンという日料理に対して、自分がきわめて強力に日を感じるのはなぜだろうか、とずっと以前から僕は不思議に思ってきた。日古来のものとされている和の最たるものはいまの日にいくらでもあるかと思うが、そうした日そのものと言っていい和とはかなり位相の異なったかたちと内容とで、僕はスパゲッティ・ナポリタンに日を感じてきた。 スパゲッティナポリタンは米軍が持ち込んだトマトケチャップと日の洋文化が出会い、大衆として労働者の胃袋を支えた料理。敗戦から占領、そして戦後の日を体現したような味です。諸説ありますが、スパゲッティ・ナポリタン発祥を標榜しているのは横浜にあるホテルニューグランドです。ただ、文献上、ケチャップでスパゲッティをあえる

    喫茶店のナポリタンの作り方、プロの味に近づけるための工夫をいくつか|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
  • Cakesnoteフェスで提供したチリコンカーン|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    6/29、30に渋谷LOFT9で開かれたCakesnoteフェス。会場で販売するフード提供についてのお話を頂戴しまして、 「ビールが飲めるメニューがいいですね」 というヒントを頂き、決定しているメニューにスープがあって、カレーがあって……と考えた結果が、チリコンカンです。チリコンカンはテクスメクス(アメリカ風メキシコ料理)の料理で、「うちのかみさんがね……」でお馴染みの刑事コロンボの好物です。 チリコンカン(4人前) 豚肩ロース 250g〜300g 牛ひき肉  200〜250g 塩     肉の重量の1% 小麦粉   大さじ1(強力粉でも薄力粉でもどちらでも) 玉ねぎ   大1個(200g〜250g) 植物油           小さじ1 キドニービーンズの缶詰 2缶 チリパウダー  大さじ 赤ワイン    300cc トマトペースト 20g(大さじ2)又はホールトマト缶1個(泡立て器か手

    Cakesnoteフェスで提供したチリコンカーン|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
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