旅行に行きたくなるようなすがすがしい季節。ドライブを計画する人も多くなるが、外出先で困るのがクルマを止める場所。時間貸しのコインパーキングは便利な存在だが、料金表示がわかりにくく、思った以上の料金を請求されたことはないだろうか。おつりが出ない券売機10月下旬、千葉県北部の新興住宅街に行った時のこと。1日400円、前払いの看板がかかる無人のコインパーキングにクルマを止めて、チケットを買うため券
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ガソリン価格の高騰でマイカーの利用度が減り始めたコインパーキングでは値下げに踏み切るところが出ている。道路交通法の改正で路上駐車の取締りが厳しくなった2年前には、一斉に料金を値上げして強気の商売を続けてきたが、最近の燃料高騰が「強気」に待ったをかけたようだ。 都公社、3か月で2万台の減少 「都内では駐車場の価格変動が激しさを増している。路上駐車の取締りが強化された2006年6月頃から需要が急増し、民間の駐車場では一斉に値上げして強気の商売をしていたのが、最近では一転して下げる傾向にある」 と明かすのは、東京都道路整備保全公社管理課の担当者だ。 同公社では、都内で100カ所のコインパーキングを運営している。稼働率の低下が深刻で、08年4~6月には前年同期に比べて2万台も減り、利用時間も短くなっている。今のところは値下げしていないが、1日の最大利用料金を下げる方向で検討を進めている、という。
東京、山手線の五反田駅から5分ほど歩いた幹線道路沿いの「桐ケ谷交差点」。ここを中心に密かな競争が起きている。コインパーキングと呼ばれる時間貸し駐車場の価格競争だ。 駅前の商業集積地から少し離れたこのあたりでは、遊休地を活用した駐車場が乱立している。数台しか入らない小さなものから、20台以上の大きなものまで、半径100m以内に10カ所以上はある。仕事でよく使うという30代の女性は「価格がしょっちゅう動くから、使う時は必ず複数の駐車場の料金をチェックする」と語るほどだ。 駐車場の料金を記した札が上から無造作に張り替えられているところが、頻繁に料金を変更していることを物語っている(写真下参照)。この戦いは桐ケ谷交差点周辺だけのものではない。全国の時間貸し駐車場の縮図だ。 「涙ぐましい」料金設定 都心の駅や、商業施設など複合ビルの近くでは、まだ強気の価格設定が続いているが、「駅から300mも離れれ
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