【ドラマ・企業攻防】吉野家が中国1千店の野望 13億人の“胃袋”争奪戦 (1/4ページ) 2009.10.24 18:00 13億人の巨大な“胃袋”を狙い、牛丼チェーンの吉野家が中国出店を加速している。日本人の胃袋は少子高齢化で縮むばかり。国内にとどまったままでは、じり貧だ。中国ではマクドナルドやケンタッキーフライドチキンなど米国発祥のファストフードが先行するが、食文化の近い日本生まれの牛丼なら勝算は十分とみて、1千店態勢計画を推し進める。日本の国民食となった“ヨシギュー”が次に狙うのは中国人民食だ。ニュー・ロゥ・ファン 老若男女でにぎわうお昼時の吉野家の北京駅街店。目当てはもちろん「ニュー・ロゥ・ファン」(牛肉飯)だ。客はレジカウンターで料金を払い、プレートにのった牛丼を受け取って次々に席につき、勢いよくかき込んでいく。味付けは、日本のヨシギューとまったく同じだ。 「中国には、日本の外