10月23日、ブリヂストンは、2010年4月末までにオーストラリアとニュージーランドにある2つのタイヤ工場の閉鎖を決めたと発表。写真は3日、鈴鹿で撮影した同社のタイヤ(2009年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 23日 ロイター] ブリヂストン5108.Tは23日、2010年4月末までにオーストラリアとニュージーランドにある2つのタイヤ工場の閉鎖を決めたと発表した。国際的な競争激化で、両国でのタイヤ生産事業の存続が困難になったという。両工場で合わせて875人の従業員が閉鎖の影響を受けるとしている。 閉鎖するのは、オーストラリア子会社であるブリヂストンオーストラリア(BSAL)のアデレード工場と、BSALが100%出資しているブリヂストンニュージーランドが保有するクライストチャーチ工場。アデレード工場は遅くとも2010年4月末まで、クライストチャーチ工場は2009年末に閉鎖