まえがき 先日、ツイッターで、(ある程度言語処理系に関わった人なら常識的な)「「コンパイラ型言語」と「インタプリタ型言語」という分類は誤り」という趣旨のことをつぶやいたところ、予想していなかった大きな反響をいただきました。 個々の反応については「うんうん、そうだよね」と思うものもあれば「いや、それは違うんじゃ」と思うものもあり、色々な意見を見られて有意義でしたが、その中で湧いた一つの疑問がありました。それは、「皆、インタプリタが何をやっているかイメージできていないのでは?」というものです。もちろん、トイ言語であれ何か言語処理系を作ったことがある人であればイメージできていないはずはないのですが、実際には、トイ言語であっても作ったことがある人というのは存外少ないものです。 そこで、この記事では、Kotlinで書かれた、簡単な数式言語のインタプリタとコンパイラを使って、それらの違いについて説明て

