スクウェア・エニックスは、『ファイナルファンタジーVII リメイク』のサウンドトラック『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack ~Special edit version~』、『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack』(2020年5月27日発売予定)のパッケージデザインとトラックリストの一部を公開した。 本稿では、その『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack』の発売を記念して、『FFVII リメイク』の音楽に携わった開発スタッフへのメールインタビューを実施。 インタビューから伝わる細やかで多岐にわたるこだわりを通じて、開発スタッフの『FFVII リメイク』への並々ならぬ想いを感じたり、それらを知ることでゲーム体験がより深く、豊かなものになれば
――鳥山さんはCo-Directorとして主にシナリオデザインを担当されていますが、その鳥山さんが曲名制作を担当することになった理由は? また、曲名制作をした他タイトルについても教えてください。 鳥山私は、『FFX』のころからゲーム全体に音楽を当てるときの監修を担当しています。さかのぼれば、その前の『FFVII』のころから、植松さんとゲーム内の音楽面のやりとりもしていたので、植松さんがゲームにどのように音楽をあてていくのかを直接体感している、『FF』チーム内でも少なくなったスタッフのひとりです。 今回の『FFVII リメイク』でもゲーム全体の音楽の監修をサウンドの河盛・伊勢とともに担当しています。私のほうでまずイメージの音楽を、仮曲をあてこんで構成し、サウンド側でさらに細分化され、コンポーザーなどへの発注が始まる形で『FFVII リメイク』の膨大な数の楽曲が作られています。 そんなわけで、
音楽番組『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)の5月12日放送回にて、「植松伸夫が厳選!ファイナルファンタジー吹奏楽の音楽会」と題した特集が行われた。 『FINAL FANTASY VII ORIGINAL SOUNDTRACK』 同番組でファイナルファンタジーの音楽が特集されるのは今回で2度目。2016年に「吹奏楽によるファイナルファンタジーの音楽」としてオンエアされた際は、ファンにはおなじみの楽曲「ザナルカンドにて」(FF10)や「ビッグブリッヂの死闘」(FF5)などが演奏され、SNSなどで大きな話題を呼んだ。 今回は1992年に発売された『ファイナルファンタジー7』(以下、FF7)より、同シリーズの音楽を手掛ける植松伸夫氏が選んだ5曲が、吹奏楽団「シエナ・ウインド・オーケストラ」によって演奏された。ファイナルファンタジーシリーズの中でも、今もなお根強い人気を持つFF7。その音楽がなぜフ
サウンド部の苦境をいかにして乗り越えたか 2015年8月26日~28日の3日間、パシフィコ横浜にて開催された日本最大級のゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC 2015。 8月26日に行われたスクウェア・エニックスサウンドチームによって行われた「逆境からの復活! サウンドチーム奮戦記」というセッション。なにやら焦げ臭そうなタイトルだが、その予想どおりに、一度は逆境の縁に立たされたスクウェア・エニックスのサウンドチームが、どのように社内での地位を確立したかという話が、明らかにされていった。ゲーム開発とはやや距離のある組織論的な内容ではあったが、その波瀾万丈な内容は、ある意味『プロジェクトX』的なドラマチックなうねりを生み出していた。ここでは、その模様をリポートしていく。社会人なら「わかるわかる」と感じ入る教訓も多数含まれているので、ビジネス訓話的に読んでいただければ幸いである。 なお、講演
スクエニ、ロンドン交響楽団演奏による『Final Symphony II music from FINAL FANTASY V, VIII, IX and XIII』を9月~10月に開催 スクウェア・エニックスは、KAJIMOTO主催による『FINAL FANTASY』(ファイナルファンタジー)シリーズの楽曲を演奏するコンサートツアー『Final Symphony II - music from FINAL FANTASY V, VIII, IX and XIII』の日本公演を、9月、10月に開催する。 今回『FINAL FANTASY』の楽曲を演奏するのは、世界でも屈指のオーケストラ“ロンドン交響楽団”。開催日程は9月27日(日)が大阪フェスティバルホール(大阪)にて1公演、10月4日(日)が横浜みなとみらいホール(神奈川)にて2公演が行われる。 作曲家:植松伸夫氏、浜渦正志氏が生み出し
『Distant Worlds: music from FINAL FANTASY THE JOURNEY OF 100』の模様を写真で公開その12。 今回で最後になります。...
――ついに“Distant Worlds”が世界公演100回を迎えることについて、どのようにお考えですか? アーニー 公演が100回を迎えることは、とてもすばらしいことです。2007年にDistant Worldsを立ち上げてから、あっという間に時が経ちました。私たちは“1回の公演”、“この年の公演”と区切って考えるのではなく、もっと流れを考えて、異なる曲、異なる音楽を紹介してきました。思えば最初から、公演を積み重ねで考えていたんですね。 植松 僕もそうだし、アーニーさんもスクエニさんも、100回もやろうとは、初めは思っていなかったんです。続けているうちに100回になったので、「物事は地道にやっていくもんだなあ」と改めて思いますね。自分が関わっているコンサートなので、あまり実感はないんですけど……たとえば僕が、ぜんぜん知らない業界の音楽が“海外も含めて100回もコンサートをしている”と聞い
[TGS 2014]伊藤賢治氏,光田康典氏,下村陽子氏が激語り。サプライズ生演奏もあった「SQUARE ENIX MUSIC コンポーザー トークショウ」をレポート ライター:馬波レイ 東京ゲームショウ2014の一般公開日である2014年9月21,スクウェア・エニックスブースのステージで,作曲家の伊藤賢治氏,光田康典氏,下村陽子氏をゲストに招いての「SQUARE ENIX MUSIC コンポーザー トークショウ」が行われた。 TGS 2013でも行われて大盛況を呼んだ企画の第2弾とあって,ステージ前は期待に胸を膨らませる観客で埋め尽くされていた。期待を裏切らないサプライズ満載の内容となったステージをレポートしよう。 (左から)伊藤賢治氏,光田康典氏,下村陽子氏。スクウェア(当時)に在籍し,現在でもゲームサウンドの最前線にて活躍中 現在はフリーとして活躍する3人だが,スクウェア在籍時からの仲
伝説のメンバーがTGSで同窓会! 2013年9月19日より開催されている、東京ゲームショウ2013。一般公開日初日である、2013年9月21日にスクウェア・エニックスブースの特設ステージで行われたトークイベント、“スクウェア・エニックス ミュージック コンポーザー スペシャルトークショウ”の模様をお届けしよう。 週刊ファミ通の編集者、世界三大三代川が司会を務めたこのイベントでは、元スクウェア・エニックスの人気コンポーザー(作曲家)伊藤賢治氏、光田康典氏、下村陽子氏を迎えて、スクウェア時代の思い出からお互いの思い出に残る楽曲など、アツいトークがくり広げられた。イベントの最後には、3人ともゆかりのある大物クリエイターからのビデオメッセージも! 最初のテーマは、入社当時の印象やエピソードについて。1990年にスクウェア(当時)に入社した伊藤氏は、初日はスーツでビシッと決めていったら、周囲はスーツ
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