昭和天皇の姿 浮き彫りに 9月10日 19時05分 宮内庁が24年余りかけて編さんした昭和天皇の活動記録「昭和天皇実録」が、9日、公開されました。 新たに見つかった側近の日記など膨大な資料に基づく初めての公式記録集で、戦前から戦後の激動の時代を歩んだ昭和天皇の生涯が詳細に記されています。 実録からは、昭和天皇が政党政治や国際協調を理想としながら、苦悩の末、太平洋戦争の開戦を決断したことや、戦後、戦争に強い後悔の念を抱きつつ、「象徴天皇」となっても外交や治安の問題に強い関心を示していたことが浮き彫りになりました。 昭和天皇実録とは 「昭和天皇実録」は、昭和天皇の活動を後世に伝えるため、日々の動静や関わりのある政治や社会情勢について、客観的な資料を基に日誌のような形で年代順に記した記録集です。 すべての内容を公開し、書籍として出版することを前提に編さんされた初めての天皇実録で、一部を除い
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